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インヴァスト証券は自動売買に強いFX会社です。というより自動売買以外の選択肢はないので、裁量トレードやスワップ稼ぎを考えている方は別の会社を利用しましょう。
さて、インヴァスト証券と言えば、シストレ24やトライオートFX、ETFなどをメインに扱っていて、基本は自動売買です。(一部システムトレードもあり)
自動売買については、こちらが参考になるので併せてご覧ください。
インヴァスト証券のシストレ24はサービス終了になり、トライオートFXに集約されました。こちらの記事は読み物として確認いただければ幸いです。
はじめにインヴァスト証券の自動売買から使いたいものを選ぶ
インヴァスト証券はシストレ24やトライオートFXをはじめとした自動売買ツールを利用できますが、どのサービスで口座を開いても上記のような総合口座の画面が開きます。
知名度が高いのはシストレ24とトライオートFXでしょうか。それ以外にもETFやGOLDなども扱っているので総合投資口座として利用することもおすすめです。
インヴァスト証券はジャスダックに上場している企業が運営している会社なので、安心して利用できます。
コロナショックも投資家の予想が大幅に外れた
はじめに、インヴァスト証券が、このような内容のブログ記事を上げた背景を考えてみたいと思います。一般的に世の中は経済が縮小方向に進んでおり、経済指標も今まで見たことのない悪い数字が並んでいます。
今は2020年5月ですが、新型コロナの影響が未だ残っています。ニュースでは朝から晩まで新型コロナのことが取り上げられ下り、飲食店は3月から自主的に休業したり、小中学校も3月から休校をしていて未曾有の状況が続いています。
人間の経済活動は大きく自粛して、世界の大気汚染は70年前の水準まで下がっているとウォールストリートジャーナルの記事が伝えています。
今回のコロナのことは数年後には社会の教科書にも載るでしょうね。
世界を震撼させたバイオ戦争と言ってもいいかもしれません。
IMFは大恐慌以来の景気後退と報道し、2020年4月のアメリカの雇用統計の予想は▲2,200万人、失業率は16.0%という予想に対して、結果は▲2,050万人、失業率は14.7%という結果でした。
アメリカの失業率が2ケタを超えたのは1983年ぶりで、37年ぶりの低水準となりました。普通に考えたら株価は下がって、為替は下がるはずですが、結果は予想より悪くなかった。ということで日本円より米ドル、ユーロ、ポンドは軒並み買われました。
【参考:FX初心者も5分でわかる!経済指標の読み方!抑える3つのポイント】
株価や為替というのは、雰囲気で決まることがよくあります。経済が悪くなりそうだから下がることもあれば、思ったほど経済は悪くならなそうだから下がらない。そのときの市場の反応は状況に変わってきます。
ちなみに米ドルチャートは?
【米ドル円1時間足チャート】
今回の最悪のアメリカの雇用統計が発表された21:30のチャートを見てみると、上昇していることがわかります。安値の106.665に下ヒゲをつけてから上昇しているのがわかります。
どのローソクも下ヒゲを残しており、これからの上昇を示唆しているように見えるチャートです。
【米ドル円日足チャート】
続いて日足チャートです。新型コロナが報道されはじめたのが2020年1月21日。米ドル円の価格は109円前後で推移しています。3月過ぎに一度101円付近まで下落しますが、V自回復で111円まで戻しています。
一旦サプライズで大幅に下落したものの、各国の財政出動が早くVIXは上がらなかった感じ、元値近くまで戻しています。
現在は緩やかな下落をしていますが、市場の予想は『大きく下落するだろう』でした。これを大きく裏切ってくれるのも為替で非常に面白いところではあります。
本題に入って自動売買は儲かったのか?という話
わかりませんが、インヴァスト証券がこのタイミングで、損失が出た場合の対処法というブログを更新していることから、完全放置していた投資家は大きく含み損か、ロスカットを食らった可能性もあると考えています。
インヴァスト証券の見解を見ていきましょう。
- 大きく含み益が出ている場合は利食い
- 許容できる含み損を超えている場合はロスカット
- 場合によっては両建て
要約すると、こんな内容ですが『何これ?』という感じに思われる方も多いのではないでしょうか?
戦略というより普通のことです。このパターンでロスカットになるケースが大半ですが、もう少しアドバイス的なことを言っても良さそうな気もします。
確かに、損切りした方が良いと一般論を言った後に相場が戻れば『騙された!』という人は少なからずいるものですし、客観的な意見を述べた方が良いのかもしれません。
トレーダー的含み損の考え方
含み損は確定していない損失であることから、損ではないと考える人が多いのは事実ですし、私もそう思っています。
問題なのは、含み損に慣れてしまうことです。含み損は始めは苦痛でも、数日、数カ月、数年と長い間持ち続けることで苦痛は和らいできます。
含み損に慣れてしまった後に、暴落や高騰が起こって口座維持ができなくなるとロスカットになります。
つまり、大きな含み損を抱えることはロスカット予備軍なのです。
戦略的な含み損なら問題ありませんが、自分の相場観が間違っていて含み損が大きくなってしまった場合、迷わず切れる方が良い結果になるケースが多いと実感しています。
相場は一旦大きく動いても、移動平均線の基準線に戻る特徴があり、上記のチャートのように戻ってくるケースも多いです。
問題なのは戻ってこない場合です。早い段階で損切りしておけば助かったものの、切れなかったためにロスカットになってしまえば資金の大半を1回の取引で失います。
FXをやめる人は最終的にこのパターンで引退していることを理解しておいた方が思うのです。
レンジ相場を狙うなら値動きを確認する
FXの自動売買ではレンジ相場で効力を発揮するもの、トレンド相場に強いもの、しっかり損切りしてくれるものとタイプ別に分かれています。
1年のうち7割前後はレンジ相場になると言われていますし、実際にそうなので、レンジ幅を狙うのは良い戦略だと言えます。
注意したいのは、想定していたレンジを外れてしまった場合は、即座に自動売買を止めるか、ポジションを切ってしまった方が良いです。
そもそも、予想していない事態が発生しているのです。1日くらいは様子を見てみ良いかもしれませんが、ダメだと思ったときは戦略の見直しをする必要があります。