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100円を下回る銘柄は超低位株(ボロ株とも)と呼ばれ、投機的に売買される傾向にあります。FXトレーダーなら知っている、みんなのFXはトレイダーズホールディングスという会社が運営しています。
私もFX取引でメイン口座の1つとして、みんなのFXを利用していますが、他社と比較すると株価はもう少し高くてもいいんじゃないかと思っていました。理由は取引ツールは使いやすいですし、面白いことをたくさん始めている会社だと感じているからです。
私は株取引は初心者に毛が生えた程度しかやっておらず、トータルの損益は若干マイナスですが、素人なりに企業分析をして最終的には5,000株だけ買いました。そこそこ利益が出たら売るかもしれませんし、気に入ったらずっと持っているかもしれません。配当はないので値上がりしてもらわないと困ります。
今回はなぜトレイダーズホールディングスを買ったのかという内容です。
株を買った理由1:トレイダーズホールディングスは社長が変わる
2020年6月の株主総会で承認されれば、社長は現在の金丸勲氏から金丸貴行氏に変わります。多分創業者一族でしょう。四季報によると大株主に金丸姓が2名記載されていて、そのうちの1名が金丸貴行新社長です。
年齢が少し不安ですが、新社長は91歳で、前社長が50歳代です。若い社長を抜擢する会社は多いですが、高齢の社長を入れるときにはそれなりの理由があります。
- 創業者一族でカリスマ性がある
- カリスマ社長が指揮を執って現場の士気を上げる
- 大株主の要請
若い社長に任せてみたものの『このままじゃアカン』というときに会長が社長を兼務したり、創業者一族が社長になることは珍しくありません。
最近の例だとキャノンの会長(現経団連会長)が社長を兼務するというニュースがありました。
トレイダーズ証券の金丸氏は親子関係にあると思うんですよね。あと沿革から、両氏はひまわり証券とも関係が深そうですが、詳細はわかりません。
社長自身が大株主
株主総会で否決される可能性は低いと思っていますが、金丸貴行新社長は自身がトレイダーズホールディングスの株を3.2%(475万株)4億5千万相当を所有していますし、金丸多賀氏(多分同族)が8.4%所有しています。関連会社などが20%所有していますし、ゴールドマンサックスも3.6%保有、何かしらの動きで金丸貴行新社長(91歳)を推す動きになったのかもしれません。
予想の域は出ませんが。
会社の株価が上がれば本人の保有資産が増えますし、創業者一族は本気で経営をします。
反対にサラリーマン社長の場合、自分が自社の株を持っていないこともあります。生え抜きで組織の中で成りあがってきた人間は、人との調整力に優れていることは多いものの、大胆な改革をする人は多くありません。
自分の任期は穏便に済ませたいと考えることも多く、短期間に利益が出る経営を考え、奇抜な発想をしないことが多いのはレオスキャピタルの藤野さんも言っていました。
創業者一族の舵取りとサラリーマン社長の舵取りは、両者とも本気でも温度感が違います。絶対にそうとは言い切れませんが、レオスの藤野さんは創業者一族が大株主か経営に参加していない会社の株は買いたくないと言っていました。
彼が保有する株のうち、創業者が社長をやっている会社は3年だか5年スパンで見たときに株が上がっていることが70%ほどあったという話を何かの書籍で読んだことがありますし、藤野さんの考えには同調できます。
株を買った理由2:さっそく株価を上げる行動に出ている
2020年5月25日に発表されたニュースリリースに株式併合の話が出ました。現在の5株を1株に併合するという話です。
6月10日締めの株価は95円。5株を1株にすることで1株475円になります。株価をまとめる理由は株価が低いボロ株は投機の対象になるので、投機的な売買を止めることにもなります。価格が安い分大量に買えますし、1円動くだけで大きな利益を得られます。
1円動いて大儲けってまさにFXと同じですが・・・。
また、見た目の安さから投資家は集まりません。以前TwitterでみんなのFXの文句を言っていた方が『だから株価安いんだよ!』と言っていましたが、良くない会社は株価が安い、このようなイメージを持つ人は少なくありません。
ここで一度、みんなのFXとインヴァスト証券、GMOクリック証券の時価総額と株式の発行枚数を比較します。
株価と発行枚数をかけたもの。会社の価値を金額で表したもので、その会社を買える金額を指しています。※四季報2020年新春号のデータで比較します。
会社名 | 時価総額 | 株式発行枚数 | 株価 |
トレイダーズH | 169億円 | 145,804千枚 | 116円 |
インヴァスト証券 | 45.1億円 | 5,904千枚 | 764円 |
GMOクリック証券 | 731億円 | 117,737千枚 | 621円 |
上場しているFX会社3社のデータですが、トレイダーズホールディングスはインヴァスト証券と比較すると3倍ほど時価総額はあるものの、株の発行枚数はGMOクリック証券より多い状況で、株価が下がっていると考えられます。
インヴァスト証券は創業者一族が株を握っていて特定株の73%を握っています。株価を上げる行動より健全な運営を考えているように数字から読み取れます。
GMOクリック証券はさすが優等生という感じです。頭が固いところもありますが、3項目ともにトップクラスだということがわかります。
仮に、トレイダーズホールディングスがGMOクリック証券の時価総額と株式発行枚数の比率を合わせられれば株価は間違いなく上昇することがわかります。
2020年10月1日に併合される予定で株式総数は29,160千枚になります。
株を買った理由3:不採算部門の整理をはじめた
一時流行した再生可能エネルギー。トレイダーズホールディングスは大がかりに手を出していて、3年連続で赤字を出しているZEエナジーが連結子会社になっています。事業内容はバイオマス発電施設の運営管理ですが、経常利益は3年連続で△6億、△5億、△3億を出していて、債務超過に陥っています。ZEエナジーの株半分と債権を売却することが決まりました。
売却先は江寿という会社で、1株1円で売却していますが、ZEエナジーへの債権も買い取ってもらっています。江寿はトレイダーズホールディングスの大株主にもなっている会社で1.4%保有しています。今後買い増してくれるかもしれません。
今後どのようになるかはわかりませんが、ひとまず再生可能エネルギーの件は動き出したのと、思わぬ追い風が吹いてくるかもしれません。
今後のビニール袋はバイオマス素材が主流になるかも!?
ビニール袋やストローなど、プラスチック製品が悪者になっています。本来、プラ製品は便利なものですが、利用する人間のマナーの問題から魚がマイクロプラスチックを食べている、環境に悪影響を与えているという理由で日本でもビニール袋が有料になります。今後はビニール袋を有料にするだけでなく、全国的に環境に配慮した素材が使われる流れになる可能性もあります。
先日m病院に行ったときにたまたま見つけて写真を撮らせていただきました。今まで無料で配っていた袋を5円で売るよりも再生可能な素材の袋を5円で売る方が利用者も納得できそうな気がします。
このように考えるとZEエナジーのバイオマス発電技術を転用したら売上も上がるかもしれないと思いました。もし事業として成り立てば江寿にも株の買い増しをお願いできそうですし、私も株価が上がったら嬉しい限りです。
株を買った理由4:Twitterに力を入れている
会社名 | フォロワー数 |
みんなのFX | 6.7万人 |
GMOクリック証券(はっちゅうくん) | 2.5万人 |
インヴァスト証券 | 6,624人 |
外為オンライン | 5,244人 |
他社と比較するとSNSへの力の入れ具体の違いがわかります。経済指標をツイートしていますが、FX会社はキャンペーンも多い特徴があります。
- グルメ食材キャンペーン
- キャッシュバックキャンペーン
- スプレッド狭いぞ!キャンペーン
- プレミアムフライデーはスプレッドを狭くするぞ!
- 取引量に応じたキャッシュバックキャンペーン
既存顧客向けのキャンペーンを実施しているFXは多いのですが大半が公式HPに記載しているだけで、普通公式HPは見ません。ツイートなら情報が入ってきますし、お得だからみんFを使おうと思う人も多くなるかもしれません。今、ポンド円のキャッシュバックを行っているんですが、エントリー式なので、何もしなければキャッシュバックを受けられません。この情報もTwitterで拾いました。少しずつ他社との差別化を図っているように感じます。
【参考:ポンド円・メキシコペソ円キャンペーン実施中!最大65万円もらえる!】
シストレにも面白い機能があって、自分の取引をオープンにしている裁量トレーダーの取引をマネできるようになっています。
【参考:【誰でも勝ちトレード?】これは面白い!常勝取引を無料でマネできる】
スマホ用のチャートをもう少し改善してくれると嬉しいんですが、私もほぼ満足して利用しています。
株を買った理由5:決算も良かった
【出所:トレイダーズホールディングスIR】
今期の営業利益は25億4千万円、経常利益は24億5千万円でした。四季報の予想では営業利益18億円、経常利益17億5千万円。四季報の予想は高めに書かれていることも多いんですが、予想をはるかに超える結果になりました。
新型コロナウイルスの影響で自宅勤務が増え、自宅でFXをやる人が多くなったことが原因のようですが大幅増益になっています。しかも昨年の計上利益は8億円。
本業の収益が大幅に改善されたことを証明しています。
営業利益(百万円) | 経常利益(百万円) | |
2019年3月 | 1,061 | 864 |
四季報2020年3月予想 | 1,800 | 1,750 |
2020年3月 | 2,542 | 2,450 |
本業の稼ぎは文句なしに合格点です。1つ気になっていたところは昨年まで営業キャッシュフローがマイナスを叩いていました。(トータルではまだマイナス)
今回の決算で営業キャッシュフローは11億円プラスになっており、今までの累計のマイナス分の半分を消化できました。(詳しくは会社四季報をご覧ください)
まとめ
今回の企業分析は私個人の勝手な予想で株価が上がることを約束するものではありません。投資は自己責任でお願いします。はじめて自分なりにマジメに企業分析をしてみましたし、記事を書くことでリマインドになりました。
書いてたらもう少し欲しくなったので指値を入れてみました。
みんなのFX、がんばってFX取扱高1位を目指してくれ!
株損切りで終了
トレイダーズ証券の株、期待してたけど含み損に耐えられず。。。切った。
— 川瀬遼太郎@FXアカ (@fxtraderkawase) October 2, 2020
7000株持っていて、併合後も持っていたんですが、損切りしました。金額的には-10万円くらい。持っていることにストレスを感じたので。
FX・バイナリーもみんなのFXがおすすめ!
スプレッド (米ドル/円) | スワップ (米ドル/円) | 取引単位 | キャッシュバック | 通貨ペア数 |
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原則0.2銭固定 | 30円 | 1,000通貨 | 50,000円 | 29ペア |
2023年5月4日確認
- 主要通貨ペアのスプレッドはFX業界最狭水準!
- 注文約定力は99.9%を記録!(注文が滑らない)
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- 最少取引は1000通貨から!
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