【PR】この記事は広告が含まれていますボリンジャーバンドの説明

こんにちは! Growing Seeds テクニカルアナリストの『える』です!

今回は、テクニカル分析の手法の1つ『ボリンジャーバンド』についての解説するよ!

ボリンジャーバンドの分析方法から使い方までチャート付きでわかりやすくなっています。

それでは、さっそくいってみましょう♪

ボリンジャーバンドってなあに?

ボイジャーではありません!!『ボリンジャー』です!!

私は最初『ボイジャーバンド』と言ってしましました。

惑星探査機ではないので要注意ですよ!!

余談はさておき…。

ボリンジャーバンドは、アメリカのジョン・ボリンジャーさんが考案したテクニカル指標です。

移動平均に「標準偏差」を盛り込み、上下に乖離させたバンドです。

はい!!またここでややこしい文脈出てきましたぁ!

『標準偏差』

ちらっと聞いたことのある人もいるかと思います。

そう、高校受験や大学受験とかで出てくる『偏差値』と同じ考え方なんですね!

 

平均(受験では偏差値50)から、どれくらいの値動き(受験では点数)にばらつきがあるか?を標準偏差で計算し、値動きの収まりやすいレンジが一目でわかるように表示されているものです。

文字では何を言ってるのか、ぶっちゃけわかりません!

ではどのようなものでしょう??百聞は一見にしかずです!

これがボリンジャーバンド!

この『もや~ん』『うよ~ん』と曲線で描かれているものがボリンジャーバンドです!!

一言でいえば、『値動きが、この上下の線の枠内に収まるぜ!!』と、言うことです♪

ボリンジャーバンドの分析方法!

このボリンジャーバンドを使った分析方法は意外にも3つあるのです!びっくりです。

ボリンジャーバンド分析①順張り型

順張り型は『ボラティリティ・ブレークアウト』とも呼ばれます。

<タイミング>

保合相場から脱出した時!!

相場の動きが乏しい時はバンドの幅は狭まり、 激しい時はバンドは広がります。

バンドの幅が狭くなってきたところで値動きに注目し(①)

終値が±2σシグマをはみ出したら(②)素直にトレンドに乗ります。

※これは+になる時のボリンジャーバンドですね♪

【初心者さん向け用語】
『順張り』とは、株価が上がっている状態なら『買う』。

逆に下がっている状態なら『売る』ことです。

ボリンジャーバンド分析②逆張り型

<タイミング>

レンジ相場の時!!

±1σ~±3σをそれぞれ下値支持線や上値抵抗線と考え、

株価が-1σ~-3σにきた時に買いポイント、

+1σ~+3σにきた時に売りポイントとみます。

【初心者さん向け用語】
・『逆張り』とは、

価格が下がっている場面で買い、価格が上がってる場面で売る!といった方法です。

・下値支持線…これ以上下がらないよ!という目安の線。

・上値抵抗線…これ以上上がらないよ!という目安の線。

ボリンジャーバンド分析③バンドウォーク

<タイミング>

トレンドが発生している時!!

上の図で既に説明が完了しているように思えますが、

補足として解説を。

トレンドが発生している時(今回、右肩あがり)、

・中心線(点線)と『±2σ』

・『±1σ』と『±2σ』の間

この二つのいずれかで、その間を上下に動きながら価格が上昇したり(今回は上昇)下降したりしていくことがあります。

※ボリンジャーバンド内全体で価格は動くのではなく、

±1σ、±2σとかの狭い感覚で価格が動きますよ!

ポイントと『える』の使用方法

えるもたまにボリンジャーバンドを使います。

先ほどのポイントのどれを使っているか?と聞かれたら『逆張り型』を使っております。

まぁ、見た目もわかりやすい指標なので逆張り…、と。

しかし、今回、ボリンジャーバンドの解説をするにあたり、もう一度確認をしていたら、順張り型の分析方法も良いんじゃね??と思うようになりました。

次、売買する時、この『ボラティリティ・ブレークアウト』を使ってみたくなりました♪

まぁ、そんな局面が来ればですが…。

ボリンジャーバンドのポイント①

<順張り型

終値が+2σをはみ出したら、買いサイン!

素直にトレンドに乗りましょう♪

ボリンジャーバンドのポイント②

<逆張り型>

・+2σを超えたら上昇しすぎなので売り

・-2σを超えたら下降しすぎなので買い

確率としては、95.4%ですが、外れる可能性も4.6%あるのです。

ボリンジャーバンドの確率
  1. ボリンジャーバンドの±1σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約68.3%
  2. ボリンジャーバンドの±2σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約95.4%
  3. ボリンジャーバンドの±3σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約99.7%

ですので、予測不可能な値動きもあるので目安程度に使いましょう!

ボリンジャーバンドの計算式

①標準偏差の計算式
標準偏差=√(n×n日間の終値の2乗の合計-n日間の終値の合計の2乗)÷(n×(n-1))

②ボリンジャーバンドの計算式
±1σ = n日の移動平均 ± n日の標準偏差
±2σ = n日の移動平均 ± n日の標準偏差 × 2
±3σ = n日の移動平均 ± n日の標準偏差 × 3

このようなものになっております。

いつも思いますが、○○の2乗や『n日』なんて式は、社会人になったら使わないですし、既にチャートでは表示されておりますので参考程度に載せておきますね!

以上!えるの『ボリンジャーバンド』の解説でした!