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こんにちは! Growing Seeds の『テクニカルアナリスト える』です。
今回は、テクニカルアナリストの立場から、えるのオススメのテクニカル分析の手法のベスト10!の発表をします★
それぞれの詳しい内容はまたの機会に説明しますが、さわりの部分だけ見ていきましょう。
テクニカル分析は相場分析をする上で必要なものですが、完璧に100%未来を予測できる訳ではありません。相場環境に応じて使うテクニカルを変えていきましょう。
相場分析やテクニカル分析、数字が大好物!という方は問題ないと思いますが、中にはチャートを見て頭が痛くなる方もいるかもしれません。
そんな方はFXの売買シグナルとは?初心者も簡単に利用できるツールを紹介を利用してみてはいかがでしょうか?
第1位 ストキャスティクス
『ストキャスティクス』
よく巷では『ストキャ』と呼ばれております。
私も正式名称でコトバに出して発する時
『す…すときゃ…ふふふん』という感じでちゃんと言えないくらいのややこしいお名前。…
相場が上がる訳でもなく、下がる訳でもなく、ずーっと同じような、値段付近に停滞している時に私はよく使います。
コレも色んな手法がありますが、一言でいえば、
『80%超えたら買われすぎ(だからそろそろ下がるよ!)』
『20%下回ったら売られすぎ!(だからそろそろ上がるよ!)』
他の分析方法と合わせて活用すると、正確さがUPするよ!
※単品で判断するのではなく、必ず他の分析方法と合わせて使いましょう!
ストキャスティクスの使い方を少し補足
もう少しだけストキャスティクスを補足します。
FXでストキャスティクスはボックス相場(持ち合い相場)で威力を発揮します。
その反面トレンドが出ているときは、上下にインジケーターが振りきれることも多く、役に立たない性質を持っています。水中で水鉄砲を打つようなものです。
- メリットはボックス相場に強い
- デメリットはトレンド相場に弱い
上記はドル円の1時間足ですが、ストキャスは100%まで振り切れているものの、相場は戻っていません。
価格が20銭下がった時点でストキャスは下に振り切れていますね。
またK%(表では赤)がD%(黄色)を上抜けたら買い、下抜けたら売りのシグナルを持っています。
スローストキャス(青)の方が値動きが緩やかで、一般的にはスローストキャスを判断材料にしているトレーダーが多いです。
実践的な利用方法としてはダイバージェンスを探して逆張りに使われることも多いです。
※ダイバージェンスとは逆行現象を指し、前回の高値より価格が上昇しているのに、ストキャスが下降している場合、高確率でストキャス方向に価格が動くことが多いです。
第2位 移動平均線
よく見る名前!『移動平均線』メジャーですね!
緑のラインが短期移動平均線、赤が中期移動平均線、青が長期移動平均線です。
シグナルは短期移動平均線(緑)が中期(赤)を上抜けたらゴールデンクロス(買い)、下抜けたらデッドクロス(売り)です。
・ゴールデンクロス⇒買いサイン
・デッドクロス⇒売りサイン
シンプル且つわかりやすい手法です!
長期・中期・短期の線の色が違うので見つけやすいですよ!
※一番有名な手法です!
第3位 レンジ相場
『レンジでチン♪』ではありませんw
ダブル(W)状態がずーっと続く状態の事を『レンジ相場』と言います。『ボックス相場』とも呼ばれます。
価格が一定期間の間で行ったり来たりを繰り返している相場で、年間を通して7割がボックス相場だと言われています。
読み方は『ここの値段まで行ったら下がるだろう』『ここの値段まで下がったんだから上がるだろう』です。
今までこんな感じで続いてきたんだから、今後もそうなるよね!!とみんな思う訳です♪
※初心者でもわかりやすい動きです!
レンジ相場の考え方を補足
ドル円の1時間足です。少し見にくいですが下値は105.650、上値は105.900付近で膠着しています。
下値については何度も同じ価格で跳ね返されているのがわかります。この状態がレンジ(持ち合い)です。
人間の心理としては『相場に大きな材料もないし、前回の安値(高値)を超えることはないだろう』と考えます。
そうすると、安値で新規買い注文を入れたり、安値でショートを決済します。
安値のショート利確と、新規ロングは買い注文になるので、価格は上昇します。このようにチャートは人間の心理と欲望をグラフで表しているのです。
下値は同じ価格でキレイに跳ね返されていて、ローソク足も下ヒゲを長くつけていますよね。
ヒゲは実態のないローソク足で、価格は一旦下がったけど、終値は上げて終了しているということです。
チャートは終値で形が決まりますので、テクニカル分析で終値は重要なファクターです。
ヒゲの長いチャートは反転を示唆しています。このチャートを読めたトレーダーは25pipsを何度も取っていたかもしれません。
ボックス相場の後はエネルギーを吐き出すかのように、上か下か一気に価格が動きます。
これをブレイクと呼びますが、持ち合いの期間が長ければ長いほどブレイクのエネルギーは強い傾向にあります。
ブレイクを読むのは難しいですが、波に乗れると大きく稼げるタイミングです。ぜひブレイクのタイミングを狙ってみてください。ストップ注文は必ず入れましょう。だましに会うと相場は逆転しますので。
第4位 ダブルトップ&ダブルボトム
『2つの山と谷』ですね。
この『ダブルトップ&ダブルボトム』は普段の相場からもよく見られます。
カンタンに図で表すとこんな感じです。
チャートがこんな感じの形になったら
『上がるサイン(ダブルボトム)』『下がるサイン(ダブルトップ)』ですので
注意深く見ていてね!
※レンジ相場同様、初心者でも見つけやすいサインです★
第5位 ローソク足
『ローソク足』の『ローソク』は『蝋燭』なんです♪
なんと!このローソク足は日本発祥のものなんですよ!
江戸時代に本間宗久さんが発案し、大阪堂島の米相場で使われていました。
ローソク足はこんなものです⇓⇓
おや?ヤフーファイナンスに出てきてましたね。
これがローソク足だったのです!
ローソク足を分析するに当たって、覚えないといけないものがあります。
それは、『ローソク足の書き方』です!!
意味がわからないと、分析できないですからね♪
まずはコトバを覚えましょう!
不安に思っている人!大丈夫です!
ゲームでも魔法の呪文、覚えるでしょ?
『イオ〇ズン』とか『メ〇ゾーマ』とか!byドラクエ。
- 『始値(はじまりね)』…相場が始まった時の値段です
- 『高値(たかね)』…相場の中でつけた一番高い値段です
- 『安値(やすね)』…相場の中でつけた一番安い値段です
- 『終値(おわりね』…相場の終わりの値段です
では、書き方です!
まずは、値上がったときのバージョン!
値段が上がるの『赤』で描かれたり、白黒の時は塗りつぶしが白(なにも塗らない)
ことが多いです。
次は、値下がった時のバージョン!
値段が下がるので『青』で描かれたり、白黒の場合は塗りつぶしが黒で塗りつぶされたりします。
もちろん、始値と高値が同じ値段だったり、始値と終値が同じ値段だったりもします。
始値と終値が同じだったらどんな形になるでしょう?
そう、『+』の形になるんですね!面白いでしょ♪
※投資するなら必ず出てくるので、書き方は覚えておきましょう!
第6位 酒田五法
『さかたごほう』と読みます。
これも『酒田さん』が作ったのかな?と思いきや、
なんと!先ほど出てきた『本間宗久』さんが考案したものなのです!
江戸時代に今の山形県、酒田藩で使われていたので米相場の分析で『酒田の五法』がそのまま名前の由来です。
『酒田五法』は、ローソク足を使った応用編です!
『五法』というので基本5つの分析方法があるのですが、それが細分化されて結構な分析方法があるのですね。
【画像引用:外為オンライン】
- 三山(さんざん)
- 三尊天井(ヘッドアンドショルダーと同じ)3回の上昇をこなした後は下落。下落幅は前回の高値の倍になる。
- 三川(さんせん)
- 三山
明けの明星 が有名な形。3回下落をこなした後に上昇。 - 三空(さんくう)
- 陽線(緑のローソク足)が窓を開けて3日(3本)並んだら売り。反対に陰線が窓を開けて3日(3本)並んだら売り。
- 三兵(さんぺい)
- 陽線が3本並んだら赤三兵と言い買いシグナル。反対に陰線が3本並んだら黒三兵と呼び売りシグナル。前日の終値より高い始値になると強いシグナルになる。
- 三法(さんぽう)
- 短い期間に上昇と下落が連続して起こる場合は、売り買いが交錯して方向性が定まらない状態。ボックス相場。
酒田五法はマイナーなテクニカル分析で、証券会社でもインジケーターを用意していないケースが多いです。
自力でチャートの形を探すか、MT4に無料の酒田五法をインストールを使う方法が良いでしょう。
【メタトレーダー(MT4)の特徴とダウンロード方法について解説!】
※初心者の方はまずは、ローソク足をマスターしてくださいね!
第7位 一目均衡表
『いちもくきんこうひょう』と読みます。
特徴として、色が塗られている『雲』がポイントです。
線に沿って上がったり下がったりしているのは良いのですが、ローソク足が色の塗られた『雲』の中に入っているものもあります。
この『雲』に入っちゃたら『あー…この後どう動くんだろ…』て思ってしまいます。
ラ○ュタでも『雲に入ったら…!!』とか言ってますね。
空に浮かんでる雲も一目均衡表の雲も同じです。
先がわからないのです!!
ですので、この表を見て『雲』に入っちゃったら
別の分析方法を見てみましょうね!
※『雲』に入っちゃったら大変!!出るまで待ちましょう!
一目均衡表の使い方を補足
一目均衡表も純国産のテクニカル分析です。良く見ると5つの線があり、基準線と先行スパン1と先行スパン2の間が雲になります。
基準線は移動平均線と同じ扱いなので、線が上を向いていれば強気、下を向いていれば弱気です。
そして、基本的に一目均衡表は雲を抜けないと考えます。雲は
しかし、厚い雲を超えた場合は強いトレンドの発生と考えます。一目均衡表は、ぱっと見で相場の強弱を読めるのが特徴です。
第8位 移動平均線乖離率
『移動平均線乖離率』とは、現在の価格が移動平均線からどれぐらい離れているかを『%』で表したものです。
価格が移動平均線から離れすぎたら『元に戻る』という考えのものです。
だいたい売りサインの時は『5~6%』離れたら反転し、買いサインの時は『-8%』くらいの時に反転します。
※ご自身で見てみて、『あ、ココ離れすぎじゃね?』と思った時にでも、この指標を見てみましょう♪
第9位 出来高
『出来高』とは『売買高』=『売買が成立した株数』のコトです。
・株がどどん!と上がる時に出来高が上がります!
・逆にどどん!と暴落する時も出来高が上がります。
・出来高が下がると株価も下がります。
・出来高が上がると株価も上がります。
※転換の目安になりますし、チャートを開けると必ず出てくるので
チラチラ見ておきましょう!
第10位 エリオット波動
『エリオット!!波動ぉぉぉぉぉお!!』
なんかの技の名前みたいですね。
残念ながら技の名前ではなく、ラルフ・ネルソン・エリオットさんが提唱したテクニカル分析の理論です。
上昇局面では『上げ⇒下げ⇒上げ⇒下げ⇒上げ』の5つの波。
下降局面では『下げ⇒上げ⇒下げ』の3つの波。
合計8つの波から構成されおります。
上昇局面の第3波が一番長くなることが多いです。
初心者にはチョット読みにくい手法かもしれませんね。
でも、私はこの分析方法が大好きです!(名前がカッコイイから)
※こんな技があるんだな♪程度に覚えておきましょう!
テクニカル分析まとめ
本文では説明をしませんでしたが、テクニカル分析はレンジ相場に強いもの、トレンドの強さを計るもの、本来の動きに対して乖離率を見るものなど分析するものが違います。
テクニカル分析に正解はありませんし、トレーダーごとに信頼するツールも違ってきます。
基本的な分析方法を理解したら実践あるのみ!
私たちは分析で生活しているアナリストとは違います。投資家はテクニカル分析という武器を使って、資産を増やしていくことが目的です。
どうか、あなたの使いやすいテクニカル分析に出会えますように。