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こんにちは!Growing Seeds、テクニカルアナリストの『える』です。
今回はテクニカル分析の手法の1つ『MACD』について解説するよ!
それでは、早速見ていきましょう!
『MACD』ってなあに?
『MACD』は『まっくでぃー』と呼ばれます。トレンド分析の1つです!
そして、その略は『Moving Average Convergence / Divergence Trading Method』です!長い!!
日本語に訳すと『移動平均収束拡散』または『移動平均収束乖離』とも呼ばれています。
それではMACDとはどんなものなのでしょうか?
全体像はこんな感じになります。
ローソク足のしたのグラフですね!これが『MACD』です。
あれ?どこかで見た気がする?
そうですね!『移動平均線』とよく似たものです。
『MACD』は『移動平均線の発展版!』と言っても過言ではない!!
移動平均よりも精度を高くした、トレンド分析の中でも人気のあるものの一つです!
『どの辺精度良くしたの?』という疑問があるかと思います。
それは『移動平均線に用いられる単純平均より直近の値動きに重点をおいた』ということです。
そう… 『直近』です。
新しい価格のほうが影響力が高い!という考えから、新しい価格の比重を高めて計算されます。
直近の値動きの影響度を高めることで移動平均線よりも売買のタイミングを早くすることができる!ということなんです!
MACDの分析方法!
MACDの分析方法は大きく分けて2つあります!では、MACDの部分を拡大して見ていきましょう!
ゴールデンクロス&デッドクロスを見つける!
移動平均線と同じで『ゴールデンクロス&デッドクロス』を見つけましょう!
上の図をご覧ください。
移動平均線と同じで『クロス』している箇所がありますね!
赤い線が『MACD』で、緑の線が『シグナル』です。
『MACD』をシグナルが下から上に突き抜けたら『買いサイン』
『MACD』をシグナルが上から下に突き抜けたら『売りサイン』
ということになります♪
ヒストグラムが上か下か!!
MACDには、棒グラフである『ヒストグラム』というものがあります。
これはとても便利なものです。
先ほどの『ゴールデンクロス』『デッドクロス』が一目でわかるようになっております。
ゴールデンクロスの『買いサイン』が出れば、プラス圏に転じます。
デッドクロスの『売りサイン』が出れば、マイナス圏に転じます。
※MACD線とシグナル線の2本で見るよりも、より売り買いのサインが
見やすい指標になっておりますので、是非活用してみましょう♪
MACDの抑えておきたいポイント1
MACDは、トレンド形成時にはとても強く威力を発揮します!
しかし、レンジ相場(ボックス相場)の時は、まるっきり役立たずになってしまうので要注意ですよ!!
MACDの抑えておきたいポイント2
パラメーター値(MACDのグラフの数値)は通常、日足、週足における12日(週)EMAと、26日(週)EMAの差をもって表示されています。
MACDの移動平均のことを『MACDシグナル』または『シグナル線』と呼ばれて通常は9日(週)平均が用いられます。
・短期EMA⇒12 ・長期EMA⇒26 ・シグナル線⇒9
上記が一般的に設定されている場合が多いです。
※EMAとは、『指数平滑移動平均』のことです。
これが先ほどの『移動平均線に用いられる単純平均より直近の値動きに重点をおいた』という意味なんですよ♪
(ややこしいですが、この辺はぶっちゃけ意味が理解できなくても大丈夫!)
MACD|『える』の使用方法
どれでは、えるはMACDを使っているのか??という疑問にお答えしましょう♪
それは…、
『あまり使っておりませんー!!』
何故でしょうか?
それは、『移動平均線をよく使うから!!』
先ほど書きましたが、MACDは『移動平均線』の
従兄弟みたいなもの…。よく似た分析方法ですね。
私の性格からして、『移動平均線はチャートの設定しなくても勝手に出てくる場合が多い』ことが挙げられます。
そう、『いちいち設定しなくて良い!』ということになります。
しかし、MACDはいちいち『MACDの表示』を押さないと出てこない…。
その手・間!
手間がかかりますw
そう、このような単純な理由です。
スミマセン…。
でも思い出した時に『MACD』のボタンを押して確認するときも
あります。
その時は、ゴールデンクロスやデッドクロスを探すよりも
やはり『ヒストグラム』を見ます。
やはり、一目でわかる!というのがMACDの
ヒストグラムの良いところ♪
売買サインはヒストグラムを活用してみてくださいね♪
計算式
さて、このMACDの計算式です!
少しややこしいです。
・EMA =前日のEMA×(1-α) + 当日の指数×α
=前日のEMA + α(当日の指数-前日のEMA)
・MACD=短期EMA-長期EMA
・MACDシグナル=MACDのEMA
となります。
この計算方法により、あのMACDのグラフが完成される、というわけですね!
※知識として知っておくことはとても大切です♪
でも日常では特にテストに出るよ!ってことはないし、ボタン一つでグラフが出てくるので 式は覚えておかなくて大丈夫ですよ!
以上、MACDの解説でした!