会社員は絶対お金持ちになれない

毎日あくせく生活のため、家族のため、未来のために働いている方。いつかお金持ちになりたいと思っている方が大半ではないでしょうか?お金持ちになれなくても安定した生活や、お金に悩まないで生活できることを願っている方も多いはずです。

夢を壊すようですが、会社員はお金持ちにはなれません

会社の給料には相場があります。東証一部上場企業の会社員なら30代で税込み年収500万円とか、大学教授なら850万円とか、工場勤務なら400万円とか。

中には毎月少しずつ貯金できる方もいるかもしれませんが、ほとんどの方は給料=生活費となっているケースが多いのではないでしょうか?

始めに結論を言っておくと、会社員は投資をしないとお金持ちになれません。かと言って投資を後押しするつもりもありません。

未来について少し本気に考えてみませんか?

はじめに資本主義の原則

資本主義の原則を考える

資本主義とは営利目的の企業が事業を起こし利益を生み出す経済体制です。会社が大きくなれば上場する会社も出てきますし、上場していなくても地域に貢献したり、人を雇うことで国や個人に貢献したりしています。

このことから株式投資は資本主義の根幹と言われています。会社を応援するために資金を出して、企業はその資金で経営する。生み出された利益は株主に返還されたり会社の成長に利用されます。

企業が事務所を賃貸していれば家主にもお金が回りますし、事業が成功すれば税金を納める必要も出てきます。利益を出す会社が国にたくさんあれば、お金が循環し国は豊かになります。

私たちの生活は営利企業に囲まれています。

例えば
  1. スーパーやコンビニ
  2. 電気・ガス・水道
  3. スマートフォンや通信機器
  4. コーヒーやお茶などの飲料
  5. 電化製品
  6. 不動産ハウスメーカー
  7. 衣料など
  8. 公共交通機関
  9. テレビ
  10. アニメや漫画

この世の中に無料で手に入るものなどなく、ほとんど全て企業が作ったものを利用しています。コンビニで言えば商品1つにしても株式会社〇〇が作ったおにぎりとか、食品メーカー、飲料メーカー、製菓、製氷、コンビニに設置されている冷蔵庫や保温機なども株式会社が作ったものが購入され利用されています。

私たちが便利で快適な生活ができるのも営利企業の知恵と努力によるものです。

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こんな基本から説明かよ!』という部分まで掘り下げましたが、私たちもどこかの企業に属していて、仕事をした対価として給料をもらっていますよね。

問題になってくるのが給料

給料は個人の能力で決まることはない

企業で一番お金がかかるものが人件費(給料)です。できれば今の基準より下げたいと思っていても、日本のように成熟している市場では経営者の一存で給料を決められません。

給料の基準になるものは相場です。

もちろん大学に進学して就職すれば給料が良くなることはあります。学歴は企業が学生を入社させるための条件を絞っているだけなので能力というと少し違う気もします。

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仮に高学歴者を能力のある人間と定義づけるなら、日本の政治はもっとイノベーションがあるべきです。そうでないと整合性が合いません。
(少しイジワルな言い方かも)

この記事を読んでいる方の中で投資をやっている方がどれだけいるか分かりませんが、今の日経平均はいくらでしょうか?今の原油は1バレルいくらでしょうか?そして、その価格は誰がどのように決めているのでしょうか?

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正解は相場によって決められています。

給料の話に戻すと、少なすぎると働いてくれる人がいなくなりますし、極端に多いと人件費の払い過ぎで倒産してしまう会社も出てきます。

要は多すぎず、少なすぎずギリギリを狙ってくるのが給料です。給料がギリギリ足りないと翌月も働いてくれますし『うちは社保だから年金は安泰だよ』なんて言う会社もあるかもしれません。

給料がギリギリのためカードローン会社も儲かっているわけです。お金の悩みはいつまでも解決することはありませんし、このまま働いていても老後は安心と思っていたら大きな間違いです。

年金2,000万問題の背景

年金2,000万円問題は記憶に新しいと思いますが、この数字が出たときに驚いた方が多かったのではないでしょうか?

今の自分の貯金で2,000万円に程遠いと思っている方も多いと思いますが、報道から時間が経つにつれ年金の問題を先送りにしている人もいることでしょう。

理由は『2,000万円貯めとけと言われても無理』だからです。

私は4人家族で子供が2人います。大学を出てから東証一部上場企業に15年勤めました。退職した頃の預貯金は100万円もありませんでした。

実家で暮らしていて家賃の支払いがないとか、独身だから生活費はあまりかからない。このような状況でもない限り、世間一般の給料で順風満帆な生活をしていくのは現実的ではありません。

最近は夫婦共働きがデフォルトになってきましたが、これは夫の給料だけでは満足な生活が送れなくなったからです。このような世の中なので、資産家でもない限り労働による対価だけでお金持ちになれることはありません。

繰り返しますが、給料は足りるか足りないかギリギリを攻めてきます

また、お金の価値は少しずつ下がってきています。これは労働条件が変わったからです。

お金の価値が下がったことで働き方が変わった

昭和終わりまでは夫の給料だけで生活できる家が多かった
物価が上がり給料は変わらない 労働時間を長くすることで対応した
労働時間を長くしても稼げる金額の天井が来た 物価は上がる 夫婦で働くようになった
社会保障(年金など)の給付金額も下がり続け高齢者も働く必要が出てきた
労働力が足りないので外国人の受け入れを始める
未来が不安な若者は結婚やモノの所有を諦める(お金を使わない生活にシフト)⇦いまここ
日本の人口は減り続ける。高望みをしない生活スタイルが定着
若者の破産、高齢者の破産が増える
インカムベーシック採用?

お金の価値が下がることは誰にも止められません。社会が変わらないなら自分が変われば良いと考える人も多くなり、夫婦2人で楽しく働く家庭や、週末は楽しもうと考える人が多くなりました。

悪いことではありませんが、お金が回らない世界は経済規模が縮小し、貧富の差は今より極端に広がることでしょう。

今は良いかもしれませんが、経済が縮小した国は体力のない企業は破綻し雇用を維持できなくなります。

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今は選り好みをしなければ仕事は何でもありますが、人不足で破綻する企業や、売り上げが伸びずに破綻する企業も出てくると予想します。
もしかしたら、コンビニが1人アルバイト募集をかけたら10人集まったという時代がくるかもしれません。

会社員は投資でしかお金持ちになれない

投資しかないという話

会社員は投資以外でお金持ちにはなれません。ただし相当な苦労も必要になります。

ソフトバンクの社長や楽天の社長のような資産家なら、本業だけで一生かけても使いきれないくらいのお金を稼ぐことができますが、彼らは普通の人が取れなかったリスクを取って会社を興して成功した人たちです。

成功の背景には考えられないような苦労と苦痛の連続で、今なお自社の株価や売上高、会社の問題に頭を悩ませています。

話は戻りますが給料は相場で決まっています。中には年収1,000万円を超える方もいますが、給与所得者の中の0.6%ほどしかおらず平均値を出すと年収は400万円。これが日本の実情です。

しかし投資のリターンは青天井です。もちろんリスクも多く、何も知らずに相場の世界に足を踏み入れると相場の洗礼を受けて即退場ということもある弱肉強食の世界です。負けても誰も助けてくれません。

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私はそんな相場が大好きですが、会社員の年収ほどの金額を負けたこともあります。
それだけリスクもありますが、会社員もある程度の投資をしないとお金持ちにはなれません。

中には値動きのないものに投資できるものもあります。こちらで紹介していますが、ソーシャルレンディング(クラウドファンディング)は新しい投資としてメディア露出も多くなり注目している人もいます。

リターンは1%~10%のものが多く、満期も3か月から24カ月と短いものが多いので投資信託よりも分かりやすく投資の入り口として最適です。

仮に100万円を年間10%の複利で回せれば3年後には1,348,183円になっています。(表面金利、複利で計算、税金未計算)投資信託のリターンでも2~3%が多い中、毎年10%を継続できるかは環境により異なりますが、賢い運用をしていかない限り延々慎ましく生活していかなければなりません。

リスクも当然あります。

ソーシャルレンディングは投資不動産案件、企業融資案件、外国融資案件が大半を占めていますが、①企業が倒産するリスク②ビジネスが予定どおりにいかないというリスクもあります。

ただし、株価や為替相場のような値動きをするものに投資をする訳ではないので、基本は買ったら放置になるでしょう。

ソーシャルレンディング業者の一部を紹介

  1. クラウドクレジット
    クラウドクレジット
    後進国に融資という形でリターンを得ます。海外の成長産業へ積極的に融資。ペルーやカメルーンなどの後進国の小口貸付やロシアや東欧支援ファンドが得意。現地ではコーディネーターと契約をしているので債権回収なども現地で細かく対応している。月1万円から投資可能。平均リターンは1年で2.5%~13.5%。メディア露出度も高く、注目されているソーシャルレンディングの1つ。
  2. ファンズ
    ファンズ
    主な投資先は日本国内大企業。アイフル(消費者金融)やデュアルタップ(不動産賃貸、分譲業)のような上場企業に融資をしているのでデフォルトリスクは低い。ファンド発売後は売り切れる傾向にある人気のソーシャルレンディング。口座開設をしておいて、メールでファンド募集のお知らせが来たら、参加する方法がおすすめ。月1円から投資可能。平均リターンは1年で1.5%~6%。リスクを最小限に抑えている特徴があるファンド。

個人的感想:投機をしなければお金は貯まらない

お金を稼ぐために株式投資をしているというと眉をひそめる人も多いです。しかし、企業を応援するために株を持っているとか、経済を勉強するために株を始めたというと理解を得られるようです。

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全く意味がわかりません。ただの詭弁です。

それはいいとしても、世の中で1億円以上の個人資産を持っている投資家ははじめは投機で大きく勝っているケースが多いです。

例えば
  1. イギリス国債を表では売っている素振りで裏で大量買いをした
  2. アメックスの子会社が破産しそうなときに株を大量買いした
  3. ロンドン銀行を破産させる勢いでポンドを売りまくった
  4. FXのスワップに日本人が興味を持つと予想して大量買いした
  5. ジェイコム株の誤発注を見抜き大量買いした

上記はネイサンロスチャイルド、ウォーレンバフェット氏やB・N・F氏(日本人)などが実際に行った方法ですが、リスクを取った大勝負で投機で億を超えるリターンを得ています。

このようになるには投資や投機を勉強して、相場の基本を知り、勝負と感じた部分で大きく張る必要があり一般人が簡単にマネできるものではありませんが、まだまだ投機にはおいしい部分がたくさんあります。

上記は私の公開用の投資口座です。裁量トレードなので同じように誰でも同じようにできるとは言いませんが、一般に開かれている市場でも、やり方次第ではお金を稼げる可能性はあります。

もちろんリスクもあり、反対に言えば1週間で22万円失う可能性もあり、安易にはおすすめしませんが本業の給料が思うように上がらない以上、個人が稼ぐ力を身につけることは重要になってきます。

FXに興味がある方はこちらの記事もご覧ください

元金が小さいうちは投資をしても思うようにお金は増えない

思い通りにならなのも投資

今まで投資の入り口は投資信託が基本でした。今でもそれは変わりません。

投資信託とは

証券会社のファンドマネージャーが、上がりそうな日本株、外国株、債権、国債などを併せてパッケージ化して販売しているもの。
アクティブファンドとインデックスファンドがある。アクティブはファンドマネージャーの裁量で売買を繰り返すもので手数料が高い。
インデックスファンドは日経平均に組み込まれている株などを買うので日経平均株価に連動して動くことが多く、手数料は安め。
ただし、アクティブもインデックスもあまり運用成績に大差はない。

投資信託は完全お任せで投資のプロに運用を任せられますが、運用手数料が2%という銀行もあります。投資信託の平均的なリターンは2%前後なので手数料で上がった分を持っていかれてしまう計算になります。

では手数料が1%以下なら儲かるのか?国債を買っとけばいいのか?という議論は論外です。

元金が100万円前後なら1年で102万円にしかなりません。2万円稼ぐくらいなら本業で何とかなりそうです。あえてメリットを上げるなら、年金等の運用で投資信託を利用しているなら、出したお金が控除される点くらいです。

例えば元金が1億円あったとします。投資信託で年間2%で運用してもらえれば毎年200万円が運用益です。このように考えると初めに元金を大きくしないと投資でお金持ちにはなれない理由もご理解いただけるでしょう。

ほったらかし投資で取引手数料の安いものや、リスクの小さい日本の10年国債(0.05%)※2020年4月時点。で運用しても普通預金よりマシ程度の貯金と変わりません。

一生、今の給料をもらえ続けるなら無理して相場の世界に入る必要はありませんし、興味がない方は止めておいた方がいいです。これが資本主義の理屈だということを知っておきましょう。

まとめ

私の投資歴も15年ほどになりましたが、はじめはリスクが怖くて怖くて仕方がなかったです。『お金は欲しいけどリスクはイヤだ』と意味のわからないことを本気で言っていました。

本気で個人向け国債を買おうと悩んでいたときもあります。今思えば、それが投資の入り口で考えて悩んだことが今につながっているように感じます。

かなりの損失も出しましたが、今は投資を初めて本当に良かったと思っています。一番の理由は楽しいです。

冒頭でもお伝えしたとおり、会社員はお金持ちになれません。大企業の社長まで昇り詰めれば年収2,000万円前後にはなると思いますが、席には限りがあります。

何かを得るには、何かを差し出さなければいけないのかもしれません。(私の好きな鋼の錬金術師の言葉ですが)

投資でなくても起業すれば楽しいと思いますし、会社員も仕事が楽しければ何も問題はありません。ただし世界は資本主義であり、何もしなければ生涯消費者のままです。

今後、個人の稼ぐ力が必要になってくると思います。そう考えたときに投資も1つの方法として検討してみてはいかがでしょうか?