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老後の資産形成や、毎月の給与プラスアルファの収入が欲しいと思った時に、様々な投資方法を考える方は多いことでしょう。
将来の年金不安から、資産運用をスタートする人も多くなっていますし、年金制度は持続可能でも給付水準は今より下がりことは確定しています。
つまり、年金だけでは満足な生活ができないことは確定していますし、資産運用をしないとジリ貧になることが明確なのです。
世間には多種多様な投資手法があります。例えば少し前に流行った暗号通貨、FXの他にも従来からある株式投資、投資信託があります。
こちらの記事では、投資信託の選び方やリスクについて説明していますが、今回はどこで投資信託用口座を開くとお得なのか?という点をお話していきます。
なぜ投資信託を選ぶのか
数ある運用手法の中から投資信託を選ぶ理由は何でしょうか。先程挙げさせていただいた運用手法でも、全て一長一短です。
ご自身の求めるものが何かによって選ぶ手法は変わってきます。
暗号通貨はご想像の通り、値段の上下が激しくうまくいけば大きなリターンを獲得することができます。一時世間を騒がせた「億り人」のような方もたくさん生まれました。
ハイリスク商品は大きな損失を抱えてしまうこともあります。一時200万円を超えていたビットコインが数ヶ月のうちに50万円を切ったこともありました。
fxについては、レバレッジをかけることにより少ない元手で大きな取引をすることができますが、損失も大きくなり、為替の動向によっては破産するほどの損失が出ることもあります。
また為替の方向を予想し、的中させ続けることは非常に難しいです。
株式投資については、銘柄選択が鍵になります。数千社ある企業の中から絞り込んでいく労力が必要になります。
また会社が倒産した際は株式の価値はゼロになることもあります。
投資信託は上記のものに比べ、小さい金額で始めることができ、投資信託の中で銘柄分散や地域分散が図られていること、これまであまり投資をしたことがない「初心者」の方にとっては、とっつきやすい投資といえます。
ただ、短期間で大きなリターンが欲しいという方にはお勧めできません。投資信託は長期運用の部類に入ります。
どこで投資信託を買うべきなのか
投資信託に投資してみようと決めたあと、ではどこで買おうかということになります。この部分については「絶対にココ」といったところはありません。
いろいろなところを総合的に考えて決めていく必要があります。
ここでは様々は判断軸をご説明するとともに、その判断軸ならどういった会社がおすすめかをご案内したいと思います。
①取扱商品のラインナップ
1つの検討要素は取扱商品のラインナップです。
たくさんの商品の中から選ぶことができるので選択肢も多くなります。ただ注意すべきなのは、陳腐化している商品も多いと言うことです。
古くにリリースされた商品で、最近はパフォーマンスが優れず不人気の商品もラインアップされているケースもあるので、必ずその商品の残高の伸びを確認するようにしてください。
たくさんの商品を取り扱っているとなると、大手の証券会社や銀行、アセットマネジメント会社となります。
取り扱っている商品が膨大だと、反対に選べないということもあります。初心者が一人で決めるのは大変ですが、多くの商品に触れてみることから始めてみるのも良いかもしれません。
②特典がある
投資信託用の口座開設をすると特典があることがあります。ぜひ活用するようにしてください。
各種ポイントサイトを経由するなど使えるものは使ってください。
例えば50万円投資するとして、キャンペーンで1万円キャッシュバックがある場合を考えてみましょう。
50万円の入金に対しリターンが1万円なのでこれだけでリターンは2%です。銀行の金利を考えてみると2%は驚異的な数値です。キャンペーンは決して侮れません。
銀行で購入する場合は毎月振込手数料が無料になったりするケースがあります。
この場合は振込すればするほど手数料分が節約になるので、見えないリターンと言えるでしょう。
③信託手数料やコストが低い
投資信託はネット証券や独立型投資信託が人気を集めています。
対面型証券会社や銀行は取引手数料や信託手数料が高いというデメリットがありますが、担当者がアドバイスをしてくれるというメリットもあります。
一方ネット証券や独立系投資信託の場合、基本放置なので、情報収集は自分で行う必要がありますが、手数料が安い会社が多いです。
投資信託は銀行と証券会社どちらがお得なの?
- 銀行
- 証券会社
- ネット証券
- 独立系投資信託
銀行で投資信託を売買するメリットとデメリット
高齢の方や仕事が忙しい方は、「とにかく、おすすめはどれ?」という方も多いです。また、取引のある銀行、馴染みの銀行で投資信託を始めたいという方もいるでしょう。
取引のある銀行や、最寄りの銀行なら疑問点が生じたときに担当者にすぐに確認できますし、新たに投資口座を作らないで済む(手間がかからない)というメリットがあります。
デメリットは手数料が高すぎる点です。
証券会社が販売している商品を銀行が売っている金融商品もあります。元々銀行が販売している商品ではないので、取引手数料等が高くなります。
銀行は投資信託以外にも、おすすめの商品があれば声をかけてくれますし、情報収集は相手方から来ますし、相談に乗って欲しいことも親身に受け付けてくれるでしょう。
普段取引している銀行で投資信託を購入すると、振り込み手数料が無料になったり、提携先ATM手数料が無料になるケースもあります。
証券会社で投資信託を売買するメリットとデメリット
銀行に比べて証券に特化しているので、投資信託の商品数も多く、投資や資産運用の情報量が豊富です。
窓口は投資信託や投資の専門家が常駐しているので、疑問などがあったらその場で確認できるので、投資初心者にはありがたいです。
デメリットとしては銀行に比べると窓口が圧倒的に少なく、首都圏や都心、繁華街に店舗が集中していることです。
また、信託手数料は銀行と同様、高めに設定されていることが多いです。
ネット証券や独立系投資信託で売買するメリットとデメリット
ネット証券等は何といっても手数料の安さ、取引の自由度の高さ、リターン率の高さから人気が高いです。
初めは誰でも投資初心者ですが、何回か投資セミナーに参加すれば、投資の基本は理解できます。実際に投資するときはネット証券や独立系投資信託を選択する人が多い印象があります。
デメリットは至れり尽くせりではないので、情報収集は自分で行う必要があります。
口座開設をすればセミナーに参加できたり、会員ログインでおすすめの投資信託を閲覧できるので、最終的な判断は自分で行う必要があります。
実際に利益を上げている人の多くがネット証券を利用している傾向にあります。リスクやリターンなどの情報は全て開示されていますし、取引手数料が無料になる動きも出てきています。
投資信託を購入する際の留意点
ここまででどの会社で買うべきかを考えてきましたが、ここまでくるとついに購入に移るわけですが、最後に購入と商品選びの留意点をいくつか紹介したいと思います。
① NISAを活用する
投資信託で得たリターンは源泉分離課税です。具体的にはリターンの20%が税金で持っていかれてしまいます。
ところがNISA口座ですと年100万円までの投資金額に対するリターンは非課税となります。効率よく資産を増やすことを考えるならばこの制度は活用するしかありません。
NISA口座は一人一つで最大500万円です。なので投資信託をどこで買うか=一つしか開設できないNISA口座をどこで開設するかと言ったことになります。開設場所選びは非常に重要です。
②コストを考慮する
投資信託を買うと発生するコストがあります。購入時の手数料と毎年かかる信託報酬です。
手数料もリターンの構成要素の一つです。仮に投資信託が値上がりして3%リターンがあったとしても、購入時の手数料が3%だったときはリターンはゼロになります。厳密にはゼロではなくマイナスです。
100円から手数料3%引かれたもの=97円が3%のリターンを稼ぐとすると、97円×103%=99.91円となります)
また、投資信託の商品名からもコストを想像することができます。
例えばA銀行で投資信託を買う場合です。商品名がBアセット 国内株式高配当重視型だったとしましょう。
この場合、この商品を開発したのはBアセットで、販売しているのがA銀行になります。A銀行はBアセットに取り扱うための手数料を払っているわけです。この手数料が顧客に転嫁されていると、さらにコストがかかってしまうわけです。
このように手数料が沢山かかってしまうと、最初の投資元本に戻すまでが大変なので注意することをお勧めします。
さいごに
投資信託は資産形成に資する投資手法ですが、商品のリターンばかりではなく、手数料やキャンペーンを考慮することで投資効果は雲泥の差です。
様々な面を総合的に考えながら賢く投資してください。