【PR】この記事は広告が含まれています8月アノマリーは本当にあるのか?

ファンダメンタルズを全く見ない川瀬です。先日、友人から『今日の雇用統計、結果どうだったの?』と聞かれて『知らない』と答えました。FX初心者の頃はファンダメンタルズやオプション情報、各国の経済状況などを必死に調べていましたが、トレードに影響しないということがわかって以来、全く値動き以外の情報は気にしません。

情報収集自体を無駄とは言いませんが、時間の浪費だと気づいたのです。Twitter見てて目に入ってくる程度の情報は見ていますが、私は積極的に情報収集はしていません。

今、何気に話題になっているのが8月アノマリー。8月は円高になることが多く、過去5年だか10年で大統領選挙があった年だけ円安になってるらしいですよ。

本来の投資家としてのあるべき姿と、8月アノマリーについて考えていきましょう。

アノマリーとは?

アノマリーとは、効率的市場仮説と矛盾するような金融市場の価格およびリターンのねじれ現象をさす。 アノマリーは通常以下が原因と考えられる。 構造的要因、例えば不正競争、市場の透明性の欠如、規制措置など 市場参加者の行動バイアス 1月効果などのカレンダー効果

anomalyは「変異性」と訳され、文字通り説明しきれない「変な」「異質な」事象といえます。このアノマリーなどをうまく利用して、市場平均を上回る運用成果を目指す運用手法はアクティブ運用のひとつです。(ウィキペディア)

トレーダー川瀬トレーダー川瀬

つまり、根拠はないけど過去の流れから的中しやすいことを言います。例えば、1月は年初の需要があって円安に動きやすいとか、1月が年間高値を付ける割合が7割を占めているとか。要は占いです。

 

Twitterが騒がしい

有益な情報を発信しているつもりですが、誰にも相手にされません(笑)読み返してみると有益ではないかも。

FX界では8月アノマリーはトレンドワードかも

トレードなんて、みんな自分が思うようにやればいいので、テクニカル分析でもファンダメンタルズでも、アノマリーを信じようが、占い師の言葉を信じようが何でもいいと思います。悔いの残らないトレードをしてください。

私は8月アノマリーという言葉を聞いてこう考えました。

トレーダー川瀬トレーダー川瀬

一旦めちゃくちゃ上げてから、下げるんじゃあないか?

投資は連想ゲーム

日本の個人投資家の間では8月アノマリーとかで売ってる人が多いらしい
思ったより下がってない。売りポジションは溜まってるはず
クロス円通貨買ってみよう
上昇!!
円買いトレーダーのストップにひっかかる
一気に円高

今の時点では、このようなシナリオを創作していますが、実際には8月が終了してみなければわかりません。私は多くの人が売っている時点で、ポジションの傾きを知ることが勝つコツだと思っています。

川瀬式トレードは流れについていくトレード方法なので、上がってから買う、下がってきたら売るを心がけています。たまに先に乗れることもありますが、予想が当たっときは何歳になっても嬉しいものです。

8月アノマリーという言葉を信じて円を買った人も我慢できないくらいの含み損になったら、意地を張らずにポジションは手放してみるのも作戦の1つだと思ってください。

8月は少しおかしい動きをしている

Twitterにチャート埋め込んでいるので新たにチャートは入れませんが、オシレーター(MACD)とローソク足の向きが反比例しているのがわかりますか?何のテクニカル分析かは理解していないんですが、この形になると高確率で移動平均線の方向にチャートが進むことが多いです。

本来MACDは移動平均線からデータを取っているので、ローソク足(移動平均線)と同じ方向を向いていなければいけません。この場合のMACDはビンビンに上向きでないといけないのです。

どういうことかというと、価格は上がっているのにオシレーターが下がっているダイバージェンスが発生しているのです。本来のダイバージェンスはオシレーターの方向に価格が進みますが、この場合は移動平均線の方向に進むことが多いです。(私の経験則)

トレーダー川瀬トレーダー川瀬

このチャートはユーロ円なんですが、60分足でこの形が3日続きました。目をつぶってロングして30万くらい取れました。

ただ、最終日8/14は同じ形が出ていても、日足は陰線で終了。

ユーロ円チャート

2020年8月14日の相場参加者は肌で感じたかもしれませんが、欧州時間から『円高の始まりか?』と思えるような下落をしました。しかし、最終的に終わってみたら、下げ渋るような形でNYクローズに下ヒゲを残して終了しています。

水色のラインはボリンジャーバンドの2σを表示していますが、2σに張り付いた形で上昇し続けています。どう見ても下がる形には見えないのと、下がったときに買いポジションを捨てて、売れば良いのかな?と思っています。

移動平均線が全て上を向いていて、ローソク足は短期線の上にあります。これをパーフェクトオーダーと言って、買いトレンド継続の形です。8月アノマリーと騒がれていますが、チャート的には買いの一択が正しいようです。

上昇トレンドですが、3日連続で上げ過ぎたこともあり、利益確定の売りや息づきのために下がる可能性はあります。その場合、目先としては中期移動平均線の125円前後。下値が堅ければ、再度上昇する形に見えます。

ただの予想なので、8月アノマリーで一気にガツンと下げる可能性も否定できません。あらゆる可能性を考えて取引していきましょう。

8月アノマリーは円高?まとめ

私が唯一尊敬しているトレーダー、バカラ村さんはテクニカル分析のスペシャリストでありながら、占星術も信じている人です。

1850年頃の科学もオカルトだと言われていた時代があり、トーマスエジソンも錬金術に没頭していたほどです。(関係者、特にGEはこの事実を隠したいようですが)

何を信じてトレードしてもいいですし、後悔しないやり方なら予想がいつも逆を行く人を信じてみるのも面白いかもしれません。

ただし、価格は嘘をつきません。値動きこそが正義です。勢いに乗る前に騙してくるような動きをしてきますが、自分の考えを持ってトレードしていきましょう。

全ての個人投資家が利益を出せる世の中になりますように!!