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スワップ=交換という意味です。
FXでスワップポイントという言葉を聞いたことはありませんか?スワップポイントを一言で説明すれば金利です。例えば、日本円を金利の高い外貨に交換すれば、金利の差額分があなたの懐に転がり込んできます。
スワップ目的でFXを始める投資家も多いのですが、金利だと思って銀行預金のようにボォ~っと預けておくと痛い目に遭うこともあります。いくら金利取引と言えど投資にはリスクがあります。
今回はスワップポイントの詳細とメリットや注意点を紹介します。この記事を読んで投資に役立ててください。
はじめに スワップポイントとは?
スワップポイントとは『通貨ペア同士の政策金利の差を受け取れるFXの投資方法』です。スワップポイントはFX会社によっても多少変化します。
上記の比較表がまさにスワップポイントの比較で1日にゲットできるスワップポイント(円)が毎日口座に入金されます。
では、日本円を使って外貨を買うと、どうして毎日スワップポイントがもらえるのでしょうか?
国ごとに政策金利が違う!金利差を利用してスワップポイントをもらう!
各国の通貨はそれぞれ政策金利が異なります。トルコリラ円を例に見てみると、日本の政策金利は約0.1%ですが、トルコリラは24.0%となっていて金利差は23.9%あります。
トルコリラ(1トルコリラ20円と仮定)を買って、日本円を売ります。1万通貨買うと合計20万円分購入したことになり、買ったその日からトルコリラを保有していることになります。
これでスワップポイントをもらう条件が整います。毎日、30円(買った金額×金利差÷365)の金利がつき保有している期間、毎日金利分をもらうことができるのです。
つまり、FXでは低金利の通貨を売って高金利の通貨を購入すると、プラスの金利が発生する仕組みになっていて、保有している限りスワップポイントが発生するのです。
ポイント:通貨を持っているだけで良い。
スワップポイントには受け取りと支払いがある
スワップポイントは受け取ることもできますが、支払いが発生する場合もあります。
受け取りと支払いのどちらかになるのを確認するのは簡単で、買う通貨の金利が売る通貨の金利より高ければ「受け取り」逆に買う通貨の金利が売る通貨の金利より低ければ「支払い」になります。
受け取りはお金をもらうことができますが、支払いの場合は口座から毎日お金が差し引かれていくので、そのような通貨ペアを長期保有する場合は注意が必要です。
また、FX会社にはそれぞれのスワップの支払い表などをホームページに掲載されているため、それを確認することで自分が通貨ペアを買ったり売ったりした時にスワップポイントがどうなってるかを調べることができます。
スワップポイントのメリット
スワップポイントの最大のメリットは、毎日、金利分を受け取れるということです。
仕組みとしては銀行に預けたときに発生する金利と同じで、銀行の場合は預けているお金があれば土日でも祝日でも金利が発生しますよね。
スワップポイントもそれと同じで、安定的に利益を確保することができます。また、プラスのスワップポイントであれば証拠金の底上げをすることもでき、毎日加算されていくのでロスカットレートに余裕を持たせることが可能です。
スワップポイントの注意点
スワップポイントにはメリットもありますが、デメリットもあります。まず、政策金利が変わればスワップポイントも変化するということです。
特に高金利通貨と呼ばれている通貨は経済が安定していないことが多いので、政策金利の変動が多いと年に数回変わることもあります。
保持している通貨の金利が上昇すれば良いですが、国の景気が良くなり金利が下がった場合は、当然ながらスワップポイントも減ってしまい得られる金額は減少します。
※政策金利は月に1回見直しされていて常に経済状況に応じて変化します。
スワップポイントがプラスからマイナスに転換することもデメリットの1つです。万が一スワップポイントが逆転してしまった場合は、毎日が支払いになってしまうので、購入した通貨ペアの政策金利は常に注視しておく必要があります。
最も注意したいこと。詳しくは後述しますが、証拠金上限まで外貨を買い込んでしまって、為替変動時にロスカットされてしまうことです。元金が持っていかれたら金利どころの話ではありません。証拠金維持率だけは本当に注意していきましょう。
参考:【神解説】FXのレバレッジを簡単に説明!リスクまでまるわかり解説
こちらの記事はレバレッジのことを説明していますが、証拠金維持率の説明もしています。併せて参考にしてみてください。
スワップ取引時の おすすめの通貨ペアは?
スワップポイントは理解できても『どれを買えば良いかわからない』と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
金利差が大きくスワップポイントがたくさんもらえる通貨ペアをいくつかピックアップしました。
その前に1つFXの用語説明をします。
●通貨ペアは必ず米ドル円、ユーロ円のように2つの通貨名が入ります。
前の通貨を買って、後ろの通貨を売る・・・ロング(買い)
前の通貨を売って、後ろの通貨を買う・・・ショート(売り)
こちらの記事ではFXのロングとショートの説明を詳しく説明しています。用語説明から必要な方は下記の記事も参考にしてみてください。
【参考:初心者向け FXのショートの意味や使い方を現役トレーダーが解説】
米ドル円をロングと言ったら、米ドル円を買って日本円を売ることを言います。
米ドル/円
米ドル円は日本で最も多く取引されている通貨ペアで、スワップポイントも高くボラティリティ(変動幅)も他の通貨ペアに比べると小さいので、リスクを最小限に抑えることもできます。
また、スワップポイントは買いポジションの場合にプラスになり、1日あたり30円程度(1万通貨)で、主要通貨ペアの中ではかなり高いです。
2023年5月4日確認ユーロ/ドル
ユーロドルは世界で最も多く取引をされている通貨ペアで、円が絡んでない通貨にもかかわらず日本人にも人気があります。
ユーロドルは売りポジションの場合にプラスになり、1日あたり13円(1万通貨)程度です。
2023年5月4日確認豪ドル/円
豪ドルはオーストラリアドルを指しています。慣れた人はオージードルと言ったりもします。豪ドル円は1通貨あたり購入金額が安いため、少ない投資金額でも多くのスワップポイントを手に入れることができます。
現在は若干金利が低下していますが、それでも人気は根強く購入する人が多いです。スワップポイントは買いポジションの場合にプラスになり、1日あたり5円(1万通貨)程度です。
2023年5月4日確認南アフリカランド/円
南アフリカランド円は、国内のFX会社が取り扱っている通貨ペアの中で最も1通貨あたりの購入金額が安く、レバレッジが25倍だと1万円で3万通貨以上購入できるところが魅力です。
スワップポイントは買いポジションの場合プラスになり、1日あたり81円(1万通貨)程度です。(南アフリカランド円は10万通貨から取引可能な業者が多い)
2023年5月4日確認トルコリラ/円
トルコリラ円は、国内で取り扱っている通貨ペアの中でもトップクラスのスワップポイントがもらえる通貨ペアです。
しかし、ここ最近はトルコの情勢が不安定で通貨の価値が乱高下しやすくなっているため、初心者は安易に手を出さない方が良いです。購入するのであれば通貨価値の急変など、万が一のリスクのことを頭に入れておく必要があります。
トルコリラ円のスワップポイントは買いポジションの場合にプラスになり、1日あたり30円(1万通貨)程度です。
2023年5月4日確認メキシコペソ/円
新興国の中で安定した値動きをする通貨ペアです。1日あたり111円(10万通貨)程度です。
南アフリカランドと同様、通貨単価が安くメキシコペソは6円前後で1万通貨あたりの証拠金は2千円~3千円前後です。
2023年5月4日確認私のスワップ取引はメキシコペソを運用しています。
スワップ取引なら『みんなのFX』がおすすめ!
上記のスワップポイントは、みんなのFXのスワップポイントです。(毎月更新)まだFX会社を決めていない方はみんなのFXを使うことをおすすめします。
比較表を比較しても常にトップか悪くて2位のスワップポイントですし、金利運用をするなら高い方が良いですよ。
今なら最大で5万円キャッシュバック中!お得にスワップ取引を始めてみませんか?
スワップポイント運用のコツ
スワップポイントを運用する際にはいくつかコツがあり、それを把握しておけばしっかりと稼ぎ出すことができます。また、年間で稼げる金額を事前にチェックして計画を立ててスワップを稼ぐことも重要です。
外貨預金より70倍利益が出ますし、少額から金利取引をコツコツしてみたいという方におすすめ!
ただし、FX取引の中でスワップ取引は思ったほど稼げません。1日に1万円のスワップポイントを狙うあまり、ハイパーリスクな取引をしている人もいます。
明日の相場はどう動くのか誰にもわかりません。常にリスクを考えて投資を行いましょう。
強制決済(ロスカット)されないように気をつける
ほとんどのFX会社では、証拠金が100%を下回ると持っているポジション全てが強制決済(ロスカット)されてしまいます。
スワップポイントでコツコツ稼ぎたいという人は、長くポジションを保持できるように、証拠金維持率を1000%程度維持することを心がけると良いです。
【参考:スワップ取引で含み損・塩漬投資家必見!スワップをプラスにする方法】
スワップはスワップポイントの高さはどうでも良くて、重要なのはポジションの位置と証拠金維持率。本当にこれだけ。
高くてもポジション取りたいなら積立式でコツコツ行くのが正解だと思っています。スワップで失敗する人の多くがこのパターン。— 川瀬遼太郎@FXアカ (@fxtraderkawase) April 22, 2019
スワップポイントをたくさんもらえる会社を選ぶ
FXで取引をする際にはさまざまな取引会社を選ぶことができますが、スワップポイントは会社によって違います。
自分が取引をしようとしている通貨で最も多くスワップポイントをくれるところを選んでおけば、よりたくさんの利益を得ることができます。
資産を守ることを前提に言うなら、一番大切なことではありませんが『もらえるものは、もらっておきましょう』という感じです。
ボラティリティ(変動率)が安定している通貨ペアが良い
ボラティリティとは通貨ペアの変動率のことで、これが高いと通貨が安定していないといえ、ハイリスクハイリターンになってしまいます。
通貨価値が上がり為替差益がプラスになれば良いですが、通貨の価値が下がり大きな損をしてしまった場合、せっかくのスワップポイントが台無しになってしまうので、なるべくボラティリティが低いものを選ぶようにしましょう。
最悪台無しというより、全ての資産を持っていかれる可能性もあります。
まとめ:スワップポイントのことをしっかりと理解した上で投資をしよう
スワップポイントには毎日安定してもらえるなどのメリットもありますがデメリットもあります。
しかし、強制決済のリスク管理やデメリットをしっかりと把握しておけば、初心者であってもスワップポイントを最大限に生かした取引が可能になるでしょう。
FXのことをもう少し理解したいという方はこちらの記事が参考になります。
【参考:FXとはドルやユーロを売買して稼ぐ投資!5分でFXを解説】
米ドル円スワップ | 豪ドル円スワップ | トルコリラ円 | 南アランド円 | メキシコペソ円 |
---|---|---|---|---|
30円 | 5円 | 30円 | 81円※1 | 111円※2 |
2023年5月4日確認
※1南アランド円は1万通貨のスワップポイント。※2メキシコペソ円は10万通貨時のスワップポイント
スワップポイントは毎日変わりますが、当時でも最高のスワップポイントを実現しています。
私もみんなのFXでメキシコペソをスワップ運用しています。毎月、実績と結果を記事に書いていますので併せて参考にしてみてください。
スワップ取引はコツコツ金利分を貯めていく手法ですが、スワップポイントが高い方が効率が良いです。みんなのFXは最少2400円から取引も可能です。おこづかいからFXをはじめてみたい方にもオススメです。