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FXの取り扱い単位は1万通貨が基本です。1/10の1000通貨取引が可能になったことで少額取引ができるようになりました。
FX業者によっては取り扱い単位が1万通貨取引からになっていることもあるので、FX口座開設時は最少取り扱い単位を確認してください。
1000通貨取引はFX初心者も安心して利用できる少額取引ということを覚えておきましょう。
ある程度取引に慣れてきたら1000通貨で取引するケースは少なくなってくると思いますが、最初は1000通貨で大量に取引して練習してください。
こちらの記事がFXの1000通貨取引を詳しく解説しています。詳細についてはこちらをご覧ください。必要証拠金の説明やメリットを説明しています。
1000通貨取引と似ているものにデモトレード(ゲーム)があります。
こちらの記事では、1000通貨取引とデモトレードとの比較。デモトレードをあまりおすすめしない理由をトレーダー視点で検証していきます。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
1000通貨はトレード、デモトレードはゲーム
FX会社によってはデモトレードを用意している会社もあり、メールアドレスの登録をすれば無料で利用できます。レートはリアルタイムのものを利用できるようになっていて、はじめから300万円(デモトレ用ゲーム資金)入っているゲームです。
デモトレードはゲームです。『とりあえず買ってみよう。とりあえず売ってみよう』と遊んでみる方は多いですが、これではトレードの勉強にはなりません。
操作性を確認するためにデモトレードをやるのは良いと思います。ただしデモトレはゲームです。通貨の買い方や売り方、注文方法の確認などを知りたいというときに有効です。
- 1円動くとどれくらい稼げるのか知りたい
- FXの操作性を確認したい
- 自動売買などの動作確認
本当のFX初心者がゲーム的に遊んでみるのには良いと思います。本気で遊べる方はデモトレードでも良いと思います。しっかり稼げる環境を整えてからトレードを開始していきましょう。
自動売買を始める前に一度だけデモトレードを利用したことがあります。最初に注文入れたっきりで1カ月以上放置していました・・・。
多分、私と同じようにデモ口座を利用するトレーダーも多かったと思います。大手FX会社はデモトレード口座を廃止する動きになっています。
1000通貨取引なら、5万円もあれば十分に取引の勉強ができます。大切なことは実際に経験してみることです。
FX業者比較
比較表に記載されている業者は、金融庁の登録を受けていて、信託保全もされている会社だけをまとめています。名前を聞いたことのある会社を選んでも良いと思いますし、公式HPを確認してみて、気に入った業者で口座開設しても良いでしょう。
私はデイトレード用口座にみんなのFXを利用しています。チャートは見にくいんですが、スプレッドが狭いのと、定期的にキャンペーンを実施してくれたり、自分の取引詳細をまとめてくれるツールもあるので重宝しています。
今知ったけど、これ面白い。みんFで取引していると取引実績をチェックしてくれてるんだ。
自分ではデイトレのつもりでいたけど、スイングでした。
勝率が良いのはいいけど、最大損失率を下げるように勉強しないとか。#fx デイトレード#みんなのFXマイパフォーマンスhttps://t.co/99TLPxOXyt pic.twitter.com/S9FrS5yPq2— 川瀬遼太郎 (@fxtraderkawase) May 20, 2020
勝率や取引回数、獲得pips、最大損失率などを全てチェックしてくれていてグラフで表示してくれます。今までは自分でノートにまとめておく必要があったのが全自動でチェックしてくれています。
トレードだから理解できる!
5万円でもお金を入れてトレードをすると本気度が違います。ついついチャートを見てしまいがちになりますが、時間があるときにはできるだけ多い時間チャートを見るようにしてください。チャートを見ているだけで『気づき』があるはずです。気づきはトレードでしか学べないものです。
為替相場はインターバンク市場で通貨の売買が行われており、画面の向こうでは誰かが通貨の売買を行っています。人が売買を行っているので必ずクセがあります。クセを見抜くことが稼ぐための一歩になります。
トレードをすると学べる気づきについて1つ紹介します。
チャートは2020年5月22日のポンド円の10分足のチャートです。私は10分足を利用したトレードは行っていませんが、値動きを確認するときには良く見ています。
この時点で私は買っていました。131.250くらいまで上げてくれれば嬉しいシーンでした。131.000の付近で何度も行ったり来たりしてアタックしていることをご理解いただけると思います。
131.000というキリの数字は売買の予定注文が入っていることが多く、買い手と売り手が駆け引きする価格帯です。下のテクニカル分析は
売買シグナル以外にもトレンドの確認にも利用できるオーソドックスなテクニカル分析です。下の赤い線が上を向いていますよね。これは買われているということを示唆しています。
しかし、価格を見ると131.000で何度も押し戻されている。買われているものの、買いの勢いは続かないのではないか?と、このローソク足から判断できます。
- 131.000付近で価格が行ったり来たりしている
- どちらかと言えば上に行きたそうに見える
- ただし、上に長いヒゲもあり少し気になる
- MACDは買われていると示している
- でも、価格は上がりきっていない
- これ下がるんじゃない?
価格が行ったり来たりしているならMACDは横向きになっていないと理屈に合いません。しかし、チャートではこのような現象がよく起こります。
こういうものをシグナルと呼びますが、デモトレードでは真剣にここまで検証しようとはしません。1000通貨取引だから本気になれる、検証するという考え方ができるようになるのです。
このように私は予想しました。答え合わせをしてみましょう。
次の10分足は131.000を狙う動きをしていますが、その次(最新の青色のチャート)では130.795まで下がってきました。MACDも赤が下を向きはじめて、ごめんなさいと言っているようにも感じます。
131.000の時点でスクエア(ポジションがない状態)でこの状況に気づけたら20pips取れていたことになります。仮に1万通貨で1枚取引していたら30分以内に2,000円の利益です。
1000通貨でやっていたら、取引量は1/10なので200円の利益になっていたことがわかります。
実際にトレードをしていると、このような連想ゲームもできるので面白いですし、予想通りに動いてくれたときはすごく嬉しくなります。(今回の私のケースでは逆に動いていますが)
これが実際にトレードしたときの楽しさです。
デモトレードだともったいない!
デモトレードでは100年やっても実際のお金は入ってきません。FXのゲーム性は楽しいですが、FXをやる前提は稼ぐためです。デモトレードでFXのやり方を覚えたら、5万円前後で構わないので、1000通貨取引をやってみてください。
過去にFXのデモトレードで記事を書いていました。当時は初心者は自動売買から始めた方がリスクが少ないのでおすすめという話をしていますが、言っていることは今とほとんど変わりませんでした。
投資はたくさんの気づきがあるはずで、気づきの分だけ投資の技術は磨かれます。
今知ったけど、これ面白い。みんFで取引していると取引実績をチェックしてくれてるんだ。
自分ではデイトレのつもりでいたけど、スイングでした。
勝率が良いのはいいけど、最大損失率を下げるように勉強しないとか。#fx デイトレード#みんなのFXマイパフォーマンスhttps://t.co/99TLPxOXyt pic.twitter.com/S9FrS5yPq2— 川瀬遼太郎 (@fxtraderkawase) May 20, 2020
私の公開用口座の成績です。勝率は85.37%、3/13からデータの集計がされていますが、5/20時点で60万円ほど利益を確定されています。画面上は20万円と記載されていますが、1Lotあたりで計算されているようです。
上がるか下がるかのバクチ取引をやれば、どこかのタイミングで破綻しますが、FXの技術を持った取引を行えばリスクは緩和されます。お金を投資で稼ぐ以上、リスクはつきものです。リスクとどのようにつきあっていくかが投資の技術だと私は考えています。
【参考:FXで稼ぐには技術を磨く必要がある!FXで勝つために必要なものは?】
稼ぐ技術を身につけるためには実践するしかありません。本業以外の収益の柱を作るためにも投資のやり方を知っておくことは重要です。そして、デモトレードではいつまで経ってもゲームなので、演習ではなく実戦で戦ってみて欲しいです。
今週もFXがんばりましょう!