スワップ取引で含み損・塩漬投資家必見！スワップをプラスにする方法

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日本人とスワップ取引は、切っても切れない関係になりました。

しずく

FXの取引はしないけど、金利が毎日100円つくなら預けてみたいな。

トレーダー川瀬

投資よりも貯蓄派の日本人は世界でも有名な存在です。海外のモデルファンドは日本人トレーダーを『キモノトレーダー』『ミセスワタナベ』と呼び、日本人は外貨買い、円売りをする人種とバレています。

海外ファンドは、日本の投資家のストップ注文を狙うことで巨額の利益を上げてきました。この流れは顕著で、モデルファンドは今後もこのような取引をしてくるでしょう。

https://twitter.com/fxtraderkawase/status/1089285236490330112

こちらの記事では、日本人のスワップ取引は海外勢のカモになるということで書きましたが、戦略のないスワップ取引は、ロスカットになる可能性大です！

私もネタ程度でスワップ取引をしていますが、もしかしたら、今回の記事の内容は最強スワップ取引方法かもしれません。

先に概要を説明すると、このツイートのとおりです。理由と内容を詳しく解説していきます。

https://twitter.com/fxtraderkawase/status/1087610051844435969

やり方次第ではスワップトレーダーの、ロスカットされない方法として王道になるかもしれません。

FXでスワップ取引がメインという方は参考にしてみてください。

基本的なFXのスワップについてはこちらの記事を最初にご覧ください。

2019年のスワップ取引は狙うなら、この3通貨！

以前の高金利通貨は豪ドル円、NZドル円、ポンド円でしたが、明らかに流れが変わっています。これから金利を狙うなら、この3通貨がおすすめです。

おすすめの理由は2つあります。1つ目は、価格変動が安定しているからです。メキシコペソ円だけは例外ですが、米ドル円、南アランド円は10年の相場をチェックしても、相場が安定しているので、比較的リスクを抑えることができます。

2つ目の理由はスワップポイントが高いからです。アメリカは景気が好調で、2018年は利上げの嵐でした。その結果、豪ドル円やNZドル円よりスワップ金額が大きくなっています。

トレーダー川瀬

スワップ運用で最初に考える点は、①価格相場の変動が緩やか、②スワップポイントが高いという理由で、上記3通貨をピックアップします。この点を抑えることで、すでにリスクを抑えています。

本当なら、ユーロドルもおすすめですが、クロス通貨（円絡みペア）ではなく、日本に馴染みがないので価格が動いたときにピンときません。ドルストレート通貨は中級者以上が取り扱いましょう。

スワップポイントを比較

【参考：みんなのＦＸ：2019年1月25日付スワップポイントで比較】

※1　南アランドは10万通貨から取引
※2　メキシコペソは10万通貨取引時の金額
※3　ユーロ円をロングするとマイナススワップになります。

トレーダー川瀬

みんなのＦＸは高金利通貨のスワップポイントに強いＦＸ会社で、現段階では最強です。スワップ運用をするなら、みんなのＦＸが絶対おすすめです。スプレッドも狭くコスパも最強です。

表で比較するとわかりやすいですよね。2018年はスワップ通貨の総選挙のようで、まるっとスワップ運用通貨の代表選手が変わった年でもありました。

ついでに言っておくとトルコリラ円はおすすめしません。未だ下落傾向にあり、10年以上、下落を続けている通貨でサポートラインがない通貨です。

せっかく金利を貯めても、ロスカットされては意味がありません。ロスカットされているスワップトレーダーの多くはトルコリラ円です。あえてリスクのある通貨を選ぶ必要はありませんよね。

本当に手を出さない方が賢明です。

みんなのＦＸの口座は取得しておいた方が良い！

みんなのＦＸの口座開設はこちらから進めます。

では、おすすめ通貨の理由もわかったところで本題に入っていきます。

スワップ運用は安定するまでドルコスト平均法を使う

画面はみんなのＦＸの管理画面です。私の口座ですが、メキシコペソ円を32枚保有していて、建玉損益（たてぎょく）は-54150円。累計スワップは61432円でトータルすると、7282円だけプラスです。

もう1点注目して欲しい点は、平均約定価格（32枚のポジションの平均価格）は5.895円ということがわかります。

ここで、念のためドルコスト平均法を簡単に説明しておきます。

トレーダー川瀬

スワップ取引は1回大量に買っておいて放置するのではなく、余裕を持ったレバレッジで少額を買い付けて、価格と損益が安定するまで、毎月少しずつ買っていくんです。

ドルコスト平均法の例

ポジションは古いものが下に来ています。はじめに購入したのは2018年8月6日に15万通貨です。（みんなのＦＸはメキシコペソが1万通貨から取引できます）

初回購入の6.007円も高くて驚きますが、価格が下がり始めてから、少しずつ1万通貨とか2万通貨で買い続けていることがわかりますよね。これがドルコスト平均法です。

スマホ画面だと、全てを表示できなかったので、スクロールしたとき、2枚スクリーンショットを撮っておきました。

画像を見るとわかると思いますが、下のポジションは評価損益がマイナス。上の方（後に取ったポジション）は評価損益がプラス、かつスワップポイントがついていることがわかります。

もったいないとか、意味がないとは言わずに決済する！

ポジションを点（1つ）で見るのではなく、面（全体）で見ましょう。

失敗する人の多くは、プラスになったポジションだけ決済して、マイナスポジションをキープする傾向にありますが、それでは意味がありません。

完全放置で、円安になることを祈っていつまでもマイナスポジションを保有することになり精神衛生上良くないです。

損益が出ている場合は面（全体を見て）決済する。『損切り決済する場合も、損切り金額が少なくて済んだ』と思って悪いのは切った方がスッキリしますし、これが投資脳です。

ポジションは全て含めて損益です。この時点では、半年保有して、たった7千円の利益ですが、何もせず放置しておいて、全額ロスカットになるより、プラスになったのでラッキーと考える方が建設的です。

そして、現在の安値でポジションの持ち直しをします。

ポジションの持ち直しをするというと、『もったいない』とか『意味のない行為だ』とか『スプレッド分、損してる』という人がいますが、それはわかっていない人の意見です。

トレーダー川瀬

今後、安定して稼ぐために全決裁、ポジションの持ち直しをします。

半年持ってて7282円という結果ですが、これをすることで、筋肉質のスワップ運用が可能になるんです。

そのままメキシコペソ円30万通貨買い直し

キリの良いところで30万通貨買い直しました。これで、平均購入価格が5.895から5.741まで一気に下がりました。30枚保有分のスプレッド分が-4500円ですが、2019年1月23日に『安いメキシコペソ円こんにちは。高いメキシコペソ円さようなら』をしました。

これで、急な下落があった場合も耐えられる筋肉質なポジションになりました。

スワップ取引は、元々がっつり儲かるタイプの取引ではなく、国内の銀行に預けるより効率が良いくらいの取引です。

私は少額で取引をしていて、70万くらいを元金にしていますが、銀行に70万円置いていても1年の金利は5円とか10円レベルです。銀行より高金利通貨取引をした方がリターンを狙えます。

トレーダー川瀬

そう考えたら、半年で7282円で儲かった気がします。気は持ちようですね。

メキシコペソ円、持ち直し後の翌日のポジション

ポジションを持ち直して、翌日か翌々日の口座情報です。

スワップポイントは1680ですが、評価損益が15600円で合計17280円になっています。

トレーダー川瀬

半年の利益の2倍以上が1日弱でついています。

不都合な真実ですが、スワップトレーダーの多くは、評価損を抱えたとき『いつか価格は戻るだろう』で放置して人が多く、これが将来の大惨事につながる可能性があります。

確かに価格は戻るかもしれませんが、戻らないかもしれません。それに1カ月後に戻るかもしれませんし、1年後かもしれません。もしかしたら10年後かもしれません。

明日の価格は誰にもわかりません。ただし、評価損が大きくなり口座維持率が下がったときに、指をくわえてロスカットになるのを待っているより、ドルコスト平均法を使うことで、大惨事を免れることができます。

私は、あなたの口座状況を知る術がありませんが、工夫次第で、ＦＸで稼ぐか、ロスカットされるか結果は変わってきます。これがＦＸの技術です。

https://twitter.com/fxtraderkawase/status/1088390417433784327

https://twitter.com/fxtraderkawase/status/1088391197486243840

トレーダー川瀬

ドルコスト平均法を利用した、ポジションの持ち直しはスワップ益が高い会社、価格は比較的安定しているペアを選ぶ必要があります。参考になれば嬉しいです。

メキシコペソ2カ月後の状況

https://twitter.com/fxtraderkawase/status/1103337742174347264

ポジションが赤くならなければ安心して放置できます。

ＦＸのスワップ運用なら、みんなのＦＸが最強です！

スワップ取引の失敗の多くは逆のことをするからです

私も過去にスワップ運用していたポジションを、根こそぎ持っていかれたことがあります。10年前にやりましたし、最近では1年前、買ったことを忘れていたトルコリラ円をロスカットされました。

スワップ運用するトレーダーの多くは、金利にばかり目がいき、相場が動くことが頭に入っていないことが、ロスカットされる原因です。

最近の為替相場は、以前と比べると急落する回数が多くなったと感じます。急落に加えて、急落後、元の価格まで戻る『行って来い』が出現するケースも増えています。

また、最初に証拠金ギリギリまでポジションを保有して、スワップ運用なのに口座維持率が500％以下になっているのは、とても危ない取引方法です。

なくなってもいいお金を入れているならいいですが、なくなってもいいお金なんてありませんよね？

トレーダー川瀬

相場が急落するたび、Twitterでは阿鼻叫喚の退場ツイートが並ぶのも珍しくありません。同じトレーダーとして、話したことがなくても仲間意識があります。仲間が退場するのは寂しいことです。

口座維持率は最低でも1000％で維持！欲しがりません！勝つまでは

【出典：中学校の社会の教科書】

日本の戦争中の標語ですが、スワップ運用にも適用していきましょう。

トレーダー川瀬

たまに、レバレッジ何倍で取引していますか？と聞かれますが『わかりません。いつも口座維持率だけチェックしています』

レバレッジは重要な要素ではなく、ロスカットされる指標は、口座維持率が100％を下回ったときか、30％を下回ったときです。

スワッパーの多くは『1日に〇〇円の金利収入がある』と、もらってもいないスワップにヨダレを垂らします。これを1日30円を50円にしたい、100円にしたいと欲望が強くなり、いつの間にか口座維持率いっぱいまでポジションを抱えます。

これでは急落に耐えらえるはずがありません。1日100円にしたい望みが、最終的に元金の100万円とか300万円を、全て溶かしてしまう結果につながるのです。

トレーダー川瀬

ポジションを追加するタイミングは下落したときや、評価損を抱えたときです。お金が欲しくて、ヨダレを垂らしたタイミングではありません。

急落したら追加資金を投入してナンピン！

頭にこれだけ入れておけば良く、価格が下がったら口座維持率を1000％に維持したまま月に1回ナンピンです。

ナンピンと言うと聞こえは悪いですが、平均購入単価を下げてプラスになったタイミングで決済。決済した後に、追加で入れた資金を引き上げて、安い価格で持ち直す。

口座維持率を500％で維持した場合、急落したその日のうちに、全ての資産を持っていかれる可能性があるのです。

その反面1000％にしておけば、仕事中に評価損が出ても当日中にロスカットされることはありません。翌日に追証（おいしょう）できます。もし、急落相場が行って来いだったら、当日中に無傷で追証すら必要ありません。

大切な財産を守るため、あなたに合ったやり方で、稼げるやり方を見つけていきましょう。

みんなのFXはスワップだけじゃない！