今までに何度もFXの手法ややり方について記事にしてきました。サイト運営は2016年からやっているので、正直ネタ切れな感じもあります。下記の記事でもFXの心構えとか、ギャンブル精神で続けているとリスクが高いと説明をしています。
この記事では精神的なものとか、心構え的なことを偉そうに言っていますが、当記事では実際にトレードするときに、私がどこに気を付けているか?というところにフォーカスを当てて行きたいと思っています。
【参考:FXで稼ぐには技術を磨く必要がある!FXで勝つために必要なものは?】
今までは投資初心者向けに記事を書いていましたが、こちらの記事では私が何を考えて取引をして、勝ち続けているかを記事にします。

はじめに自己紹介をしておきましょう。
はじめに自己紹介
川瀬遼太郎です。FXとの付き合いは2006年頃だったと思います。もしかしたら2007年かも。当時は円キャリートレードが盛んで、会社員も主婦も高齢者もドルやポンドを買っていました。
私は尊敬する会社の先輩がFXを教えてくれて『外貨を持ってるだけで毎日50円もらえるんだよ』みたいな説明をされてもチンプンカンプンで、自宅まで来てもらって説明してもらいました。ロングもショートも意味がわからなかった頃で、その先輩は未だにポンド円のロングを切らずに持っています。(;^ω^)
今は高金利通貨が人気でトルコリラ円やメキシコペソ円、南アフリカランド円ををロングする人も多いですが、当時は先進国通貨の金利が高く、イギリスで4%前後の金利がありました。
今考えるとありえない状況でレートが上がっても下がってもポンド円をロングする人が多く、1ポンド240円くらいの価格でした。今が134.500くらいなので当時のポンドが高いことがわかるかと思います。
私も周りと同じように円キャリートレード(円を売って外貨を買う)をしていましたが、サブプライムショックによって全資産を失います。当時27歳くらいで私にとって500万円は大金でした。
数年、為替相場から離れていたんですが、結局戻ってきてしまいました。今はFXで生活させてもらっているので感謝もしていますが、FXは幸せと不幸の両方を持つ諸刃の剣であることを理解しておく必要があります。
根底には松下幸之助の言葉があったからかもしれません。というかFXで稼ぐ以外の他の方法が思いつかず必死になりました。すごく必死でしたよ、本当にもう。
失敗したところでやめるから失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になる。
— 松下幸之助の名言 (@konosukebot) June 14, 2020
現在はデイトレードをメインに取引中
単純に勝率は76.08%、20万円入れていたら、半年で40万円くらいになっていますよということです。私は100万円から始めているのでコンパクトにした感じなんだと思います。どんなロジックでこうなったのかはわかりません。
みんなのFXは私がメインで使っている口座の1つです。トレードの結果をレポートで出してくれるFX会社はあるものの、このようにグラフ化してくれる会社はありません。すごく便利で見やすいので気に入っています。
上記の表は、私のトレードをマネ(ミラートレードと言うらしい)したときに得られる収益をグラフ化したものです。私は自分の取引を公開しているのでセレクトすると同じ取引が可能になります。
ただし、私よりも上手な人は山のようにいるので、もっと利益率が高いもの、収益が高いものを選択すると良いでしょう。みんなのFXで口座を開設してシステムトレードを選ぶと、リピート注文やトレーダーの注文方法を選択できます。(ちなみに私の取引を選んでもらっても私にメリットは一切なしw)
口座開設は下記のバナーから進めるようになっています。興味がある方はぜひ。
公開用口座は2020年3月にスタート
恥ずかしいので資産額開示したくないんですが。。。
やっと資産が2倍になった。
基本デイトレなので含み損なし。
気が緩む上がり相場ですが、引き続き気を引き締めて淡々と今年の目標を達成させたい。
今週も残りがんばりましょう!! pic.twitter.com/g8E1GF7s1J— 川瀬遼太郎@FXアカ (@fxtraderkawase) June 3, 2020
100万円からはじめたFX口座の収益を公開しています。実はいろいろ悩みがあって、金額を表示させるのはイヤらしいのではないかとか、金額を表示させないとFXで儲かるという仕組みが伝わりにくいのではないかと試行錯誤しています。
Twitterでは気が向いたときに金額を表示させています。良かったらフォローしてください。
自己紹介で誤字というありえない状況(>_<)
川瀬だ。オラ。— 川瀬遼太郎@FXアカ (@fxtraderkawase) September 26, 2020
今までにいろいろトレードを試してきました。2年前にはトルコリラ円をスワップ狙いでロングしたり、1年前はメキシコペソ円をロングもしていました。FXはスワップ金利も魅力的ですが、高金利通貨はレートが乱高下する特徴があり、総じて下落しています。トルコリラ円は40円台のときにロスカットを食ってますが、メキシコペソ円は10万円くらい利食いできました。自動売買もやっていて、FX初心者には自動売買がおすすめです。(後述します。次の記事で)
2019年2月のスワップ運用はこんな感じでした。4カ月運用していますが、購入単価を下げるために決済したり買い直したりと手は加えています。4カ月で92,442円の利益という感じ。(含み益入れて) pic.twitter.com/RoY8v7kLHs
— 川瀬遼太郎@FXアカ (@fxtraderkawase) March 6, 2019
当時メキシコペソ円は上昇トレンドに乗っていて、この素晴らしさを伝えたいと思って70万円をスワップ用口座に、残り30万円は積立FXをやっていました。確か積立FXは毎月積み立てていくのが面倒になって、利益が少し出たところで決済した記憶があります。(うろ覚え)メキシコペソ円は4カ月キープして10万円取れて決済しました。
この後、数カ月はメキシコペソは上昇して6円くらいに上がりました。今が4.72円なので良いときに売れたと思います。

スワップ運用をするときの注意点は下がったら泣いてでも売ってしまった方が良いということ。少しの含み損を許容できないと、FXは最悪全資産持っていきます。
上がると思ったらナンピンも追証も作戦の1つですが、高金利通貨は総じて下がることを理解しておく必要があります。スワップ運用と貯金を混同していると本当に痛い目を見るので、チャートを見て、下がると思ったらポジションを手放す方が上手くいくことが多いのです。
ちなみに下記はスワップポイントについて書いた記事ですが、毎月30万円をスワップで安全に稼ぐためには相当な資金が必要です。ロスカットされない安全な金額ということで記載していますが、それでもレートが下がってしまった場合は切ってしまった方がいいですよ。
このように放置しておくだけで稼げそうと思えるスワップ取引でも、それなりに相場観を持っておく必要があるということを知っておくことは重要だと思っています。
今はデイトレードばっかり FXトレードは仕事みたいな感じ
【実際はこんな感じでやっていませんけど】
2020年3月から公開用デイトレード口座を作りました。作ったというより、メキシコペソ円を売って空いた、みんなのFX口座のスプレッドが狭いのでそのまま使おうと考えたわけです。
スプレッドやスワップは最高にいいです。上記の自分の取引を自動でグラフ化してくれるのでリマインドになりますし、他の会社にはないサービスです。それ以外にも通貨ごとのヒートマップ(通貨の強弱を示したもの)や、売買比率なんかも見れますが、私はファンダメンタルズはほとんど見ませんし、ヒートマップも気にしません。

いろいろ情報収集したい人は、みんなのFXおすすめです。多分勝ってる人ってほとんど持ってる口座だと思いますけど。
ただ、チャートは見にくいと感じます。慣れ不慣れはあると思いますが、オシレーターを同時に2つ表示できなかったり、チャートの大きさを変えられないことからチャートは別の会社のものを利用しています。ちなみにMT4ではありません。
公開用トレード口座。
2020年3月21日~取引分。
資金100万~1,420,520円純増。利回り142%
利回りというかトレードは仕事みたいな感じですが。 pic.twitter.com/OGKbS4dYQ5— 川瀬遼太郎@FXアカ (@fxtraderkawase) April 5, 2020
初めて1カ月くらい経過したときのツイート。よく覚えていますが、ユーロ円がレンジで動いていることを見つけて、高値でショート、安値でショートを繰り返していました。
このときのトレードは予想にハマってくれたので助かりました。当時の取引枚数は5枚。1日に1~2回。チャンスだと思ったらそれ以上に取引をしていました。ここ最近はユーロ円ばかり見ているので、取引の8割以上はユーロ円です。
しかし、私はユーロ紙幣を知りません(;^ω^)多分、FXトレーダーってそんなもん。
恥ずかしいので資産額開示したくないんですが。。。
やっと資産が2倍になった。
基本デイトレなので含み損なし。
気が緩む上がり相場ですが、引き続き気を引き締めて淡々と今年の目標を達成させたい。
今週も残りがんばりましょう!! pic.twitter.com/g8E1GF7s1J— 川瀬遼太郎@FXアカ (@fxtraderkawase) June 3, 2020
私のツイートは基本独り言なので、あまり積極的でないことが多いかもです。(絡んでって言ってるよ)6月には資産を倍にできました。これは私はどうこうというより、分かりやすい相場が続いていたことが大きな勝因です。
FXは儲かることもあれば損することもあるぜい!
— 川瀬遼太郎@FXアカ (@fxtraderkawase) October 29, 2018
原則はこれです。このツイートだけ見ると順風満帆に増やせているように思う人もいるかもしれませんが、全然そんなことはなくて運が強かった部分も大きいです。ちなみにTwitter界では、勝っている人が非常に多い!
昔、FXをやる人の8割は資産を無くして退場しているという話をよく聞きました。証券会社の人からもそう聞いたことがあったんですが、Twitterは残り2割のスーパートレーダーの巣窟です。
本当にすごい人が多い反面、商材を売るために勝ってるぜ詐欺も多いようなので、商材なんて買わないでください。トレードの方法や考え方は有料商材と同様な内容をこのサイトで情報提供しています。
昨日は右往左往でトレードボロボロ。セレクトしてもらっている方にご迷惑をおかけしました。
批判は受け付けないけど。
仕切り直してがんばる。 pic.twitter.com/kXnZH7lUMz— 川瀬遼太郎@FXアカ (@fxtraderkawase) May 28, 2020
為替相場は予想はできても予言はできません。これだけは常に頭に入れておく必要があり、テクニカル分析も100%ではないのです。勝つときもあれば負けるときもあって、負けるときはできるだけ、損失を小さくすることが重要です。
とは言っても、私もまだまだ修行中で損失が大きくなることも多いです。例えば毎日5万円ずつ利食いしていて、損切りは30万円になるまで切れなかったということも未だにあります。下手くそな損切りをしたときは反省しますが、なかなか直らない・・・。
私みたいに損切りが下手でも資産を増やしていくことが可能なのもFXの良いところです。
今は公開用口座の残高が280万円を超えてきたところです。実は7月~9月まで本当に調子が悪くて、デカい損切りで40万くらいやられて、翌日20万取り返してと精神を削るようなトレードが続いていて200~260万の間を行ったり来たり。9月にやっと闇を抜けられて少しずつ勝てるようになってきました。

このようなFX取引をしている人が、このブログの管理人という説明でした。続いてトレードの考え方を説明していきます。
始めにダイバージェンスを見つける
この記事は中級者以上の人が見ているという前提で書いています。ダイバージェンスは日本語では逆行現象と言われて、チャートと価格が反転した動きをします。
ダイバージェンスのことをこれから知るという方はこちらの記事をどうぞ。
MACDやストキャスティクス、移動平均線のようにシグナルが出るテクニカル分析と違い、ダイバージェンスを一言で説…
私はトレンドフォロー型トレーダーなので、基本的に逆張りはしない(しても早めにポジションを閉じる)ようにしていますが、ダイバージェンスが出たときは目をつぶって買います。
信頼度は60分足以上で発生しているなら85%くらいあると思います。短い足でダイバージェンスが出てもだましで終わることもあるので、できるだけ長めの足を使った方がいいです。
ただ、ダイバージェンスはトレンドの転換時に現れるので、レートの向きにオーバーシュートすることはよくあることです。『反転を確認したらトレードする』でも十分間に合うので、良かったら試してみてください。
下から上(もしくは上から下)までガッツリ取れるのでFXトレーダーのボーナスみたいな感じで考えています。
使うテクニカル分析
川瀬の使うテクニカル分析は、ボリンジャーバンド(3σのみ)移動平均線、MACD、RCIくらいです。RCIは元々使っていなかったですが、最近RCIの有料商材を買って(結構大きく勝っているトレーダーさん)それから見ていますが、決済時のポイントとだけしか見ていません。
実際にRCIを使ったトレードをやってみましたが、私には合いませんでした。反転を狙うから逆張り戦略なので私には合いませんでした。
さて、私が勝手に師匠だと思っているバカラ村さんはボリンジャーバンド2σだけ表示させているという話です。あんなに勝ち続けている人なのに、結構慎重派なんだなと思った記憶があります。
設定はデフォルトのままです。設定値を気にしたこともなかったのですが、移動平均線75日線もなかったんですね。今気づきました。

まぁ、いいや。今さら設定を変えるとトレードに支障きたしそうですし。
- 移動平均線とボリンジャーバンドの使い方
- トレンドは上昇か下降か日足で見ます。今はユーロ円メインなので、毎日は見ませんが大きな流れをつかみます。トレンドの掴み方は移動平均線の上にチャートがあるか、下にあるのか。
- 移動平均線は傾きを慎重に見ています。
- 基本トレードは60分足をメインに見ます。ボリンジャーバンドは3σの範囲に収まっているか。強いトレンドが出た場合は枠をはみ出ることもあるので、一旦手仕舞いします。
- ただ、本当に勢いがあると一旦3σを抜けてもボリンジャーの方がついてくるので、見極めも大切だと思っています
- MACD
- ゴールデンクロスとデッドクロスを見ますが、ヒストグラムも見ますが、あまり気にしないようにしています。やはり傾きが重要だと思っています。ちなみにダイバージェンスが出るかどうかもチェックしています。
- 私はダイバージェンスはMACDだけで判断しています。ストキャスとかRSIで判断する著名なトレーダーもいますが、私は上手くいかなかった経験からMACDだけで判断しています。
- RCI
- 決済用。これだけを見てトレードすることはありませんが、出口用としてたまに見ます。
- ただ、RCIよりも時間軸の方を重要視しているので、ほとんど見ていないと言ってもいいくらいです。
1つの通貨ペアにこだわる理由
本当に上手な人や、バカラ村さんはドルストレート中心に取引しているんですが、通貨ペアごとに動きにクセがあります。どうもクセを感覚で見抜けないので慣れている通貨ペアを選んでしまいます。
特にユーロが好きということもないんですが、2020年3月からはユーロ円ばっかりです。なぜそうなったのかは覚えていませんけど。
例えば、私はこんな特徴があると思っています。
- ドル円は安定した通貨ペアだけど、安定し過ぎてあまり動かないことが多い
- ユーロ円は、なんかちょうどいい
- ポンド円はハマればデカいけど数々のトレーダーを葬ってきた狂気通貨
- ユーロドルは結構好きだけど、あまり動かない(証拠金も地味に高いし)
- 豪ドル円は他の通貨ペアと比べて買われることが多い
- 高金利通貨はデイトレには不向き スプレッドが広すぎる
- ドルストレート軸で考えられるカッコいいトレーダーに本当はなりたい(無理だろうけど)
ポンド円、反転すると思ってロング。
大損(>人<;)
逆張り怖い。ポンド円怖い。 pic.twitter.com/10Ix1k4YUL— 川瀬遼太郎@FXアカ (@fxtraderkawase) May 14, 2020
ポンド円は大きく上下に乱高下するので値幅を狙いやすい反面、動きがオーバーアクションになることも多い。他のクロス円通貨は上下に10pips程度しか動いていないのに、ポンド円だけは60pips動いていたなんてこともよくあります。
大抵相場から退場してしまう人はポンドさんにやられています。ポンドさんは本当に怖い。良い女みたいなところがあって、いつ機嫌が悪くなってフテくされるか誰にもわからないのです。

自己紹介の部分が多くなってしまってトレードの考え方を十分に伝えられなかったので、記事は次回に続きます。